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2015年6月30日 (火)

不安と怖れを克服する-バッテリーもリサイクルして資源を大切にしましょうbyアイ・タックル

感情を物体のようにイメージする―不安と恐れを克服する5つのコツ

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脳は自分を自分らしくいさせてくれる、素晴らしいツールです。しかしそれゆえに、残念ながら脳は幸福よりも生存に重きを置いていて、ときには生きるのが苦しくなるような予測をします。誰もが恐れや不安、自分を尻込みさせてしまうような考えや確信を抱いています。

しかし、こうしたネガティブな考えをコントロールしたり、無くしたりできる場合があります。私の仕事はクライアントに日々の生活で使える特別なツールを届けることですが、その仕事で使う5つのテクニックをまとめてみました。

必ずしも、すべてが誰にでも効果があるわけではありません。人はそれぞれ異なっていて、好みも違うからです。でも、どれが自分に一番しっくりくるか、試してみることをおすすめします。

1.感情を回転させる

このテクニックは、不安や望ましくない考えや感情に対してとても効果があります。

望ましくない感情に気づいたとき、眼を閉じて自分に問いかけてください。「この感情が自分の体のどこかにあるとしたら、それはどこなんだろう」「それが物体だとしたら、どんなものなのだろう」「それが回転しているとしたら、どの方向に回転しているのだろう」と。

感情とその動きを認識できたら、今度はこんなふうに自問してみましょう。「この感情を悪化させるには、これをゆっくり回転させるべきか、速く回転させるべきか」と。どうしてその感情を悪化させる必要があるのか、と尋ねたくなるかもしれませんね。なぜなら、その感情は自分でコントロールできる、ということを理解して欲しいからです。

感情を悪化させる方が、良くするより簡単なのですが、悪化させてみると、スピードがその感情にどのような影響を与えるか実感できます。そうすると、その逆もできるようになります。感覚であれ物体であれ、自分に感情を抱かせるものなら、何であってもそれを別の方向に回転させましょう。回転速度を速めても遅くしてもいいので、感情が改善するように回転させるのです。この練習を真面目にやるとその違いに気づきます。うまくいけば、生活の中のさまざまな状況で助けになるようなツールを発見できるはずです。

2.それで、どう思いますか?

心の中に、気分を落ち込ませる声がありますか? それはちっとも変なことではなく、ほとんどの人にあるものです。「誰も自分のことなんか好きじゃない」「自分にはそんなことはとても達成できない」「自分は敗北者だと人に思われている」など、自尊心を貶めるような、あらゆるネガティブなことを言う声です。

覚えがありますか? その声を弱めるちょっとしたコツを教えましょう。ネガティブなことを自分に言う心の声が聞こえたときは、文の頭に「それで」をつけてもう一度その文を自分に言ってください。「それで、自分のことを人はどう思っているわけ?」「それで、自分は無価値な人間だ」「それで、自分が着ている物が彼の気に入らなかったらどうする」というふうにです。

すると、どの言葉もゆっくりと意味を失っていきます。それは、言葉が自分に与える印象が壊されるからです。文のテンポや調子を変えてみたり、誰か本当におかしな人が自分を非難しているのを想像したりしてみてもいいでしょう。ちょっと揶揄してみましょう。最初は少し変な感じがするかもしれませんが、その言葉は意味が無いとわかってきます。自分の思考パターンを変えられるのは、一見バカバカしいことだったりするのです。

3.ビジョンを描く

自分が何を求めているかわからない、と言うクライアントによく遭遇します。彼らは幸福になる方法がわからないのです。これは、目標を持っていないか、自分には達成できないと思いこんでいるせいです。もし、あなたがそういう人間の1人であっても、ご心配なく。変えられますよ。目標を立てるだけでいいのです。でも、細かいことから始めてください。

10年後の自分を想像して、自分のベストな姿を考えてみましょう。どんな服装をしていますか。周りにいるのは誰ですか。車を持っていますか。家は? 趣味は何ですか? 健康ですか? 答えやすいことから始めてください。何でもいいから答えを得るためだけに答えを見つけようとしている気がしたら、別の話題に変えましょう。

その大きな目標は、自分が望む細かいことを見つけたときに姿を現します。そして自分が満足できるような答えがいくつか出てきたら、自分に問いかけてください。「未来から現在に何をもってこられるだろう」「そんな人間になることに近づくために、今すぐ変えられることは何だろう」と。目標もこなすべきことや作業のリストも不要です。必要なのはビジョンだけです。何か情熱を感じられるもので、たとえどんなに小さなことでもいいのです。

4.皮を剥ぎ落す

あらゆるネガティブな感情には、その反対のポジティブな感情があるということに基づいて、このテクニックは効果を発揮します。

あらゆる不安には、「不安の反対」があります。陰と陽のようなものです。これに関して良い点は、この2つの対極の感情はお互いを良く知っていることです。このテクニックを使うと、自分が体験するあらゆる考えや感情の対極を探すことになります。

不安や恐れ、無くしてしまいたい感情を抱いたとき、自分の体のどこでそれを感じているか認識してください。それが見つかったら、どこか名指ししてください。頭の中でその感情を連想する画像や音や色があるはずです。何が頭に浮かんでも、それを使います。次に、その感情をタマネギの皮のように剥くと、次の感情の層が出てくると想像してみましょう。大きな声に出して、あるいは心の中で「落ちろ」と言って次の感情やイメージに切り替えてください。はっきり言ってください。さあ、それは何ですか?

始めたときの感情とは反対の感情に行きつくまで、これを繰り返してください。最初の感情がどんどん弱まり、ある時点で素敵な快い感情に変わっていくことに気づくでしょう。

5.創造的に考える

創造性は多くの人にとって生活上のバランスを見つけるための素晴らしいツールだと思います。私たちは自分のことを考えず、駆けずり回ることにほとんどの時間を費やしています。絵画、スケッチ、彫刻、文筆、あらゆる創造的な活動は、自分の中にあるものを発見するのに役立ちます。何かを創造すると素晴らしい達成感が得られて、自分が楽しめることに集中しながら、創意で時間をすごす方法を学べます。自分だけのものを創造するのは内面的瞑想と似ています。

だから、まだやったことがないなら、ぜひ創造的な趣味を身につけてください。時間が無いという言い訳は無視して、とりあえず2週間やってみましょう。ときとして、一番難しいのは始めることなのです。

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2015年6月29日 (月)

捨てるべき習慣-レーザープリンタのトナーカートリッジのリサイクルと言えばアイ・タックル

自分に大切なものだけを残す。
『1つずつ自分を変えていく 捨てるべき40の「悪い」習慣』とは

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多くの人が、一度は「自分を変えたい」と思ったことがあるのではないでしょうか。自分を変えるために、テレビや雑誌で取り上げられていた生活習慣や仕事の改善策を実践してみても、やっぱり上手くいかない。いろいろ試しているのに、なぜなのでしょうか?

自分を変えるためには、身に付けるのではなく、捨てなければいけない習慣があるといいます。今回は、その捨てるべき悪い習慣をまとめた『1つずつ自分を変えていく 捨てるべき40の「悪い」習慣』という本から3つのポイントを紹介しましょう。

悪い言葉を捨てる

「無理」や「無駄」などネガティブな言葉を使うと、そこで人は思考をやめてしまうと著者は述べています。目の前のことに対して投げやりになるということは諦めることであり、それ以上考えて行動することにストップをかけてしまうのです。

たとえ困難に見えることであっても、すぐに無理とか無駄と考えてしまうネガティブさを無くします。そして、とりあえずできることを色々試してみます。諦めなかったことによって、どんなに困難に見えた壁でも意外なところに抜け道があって、それを見つけられるかもしれません。

嫉妬を捨てる

職場の同僚や身近な友人に対し、収入や成果の面で「自分の方がよくやっているのに、なんであいつの方が上なんだ」と多くの人が一度は思ったことがあるのではないでしょうか。そして、頑張っても報われないと意欲を失い、匙を投げてしまっていませんか?

著者はこうした考えには誤った点があると指摘します。全く同じ環境で、同じクオリティと量で仕事をこなしているなら、このような嫉妬や不満を抱くことは正しいかもしれません。しかし、他人と自分とでは環境も仕事もスキルも全部違うのだから、本来比べようのないことなのです。

自分と他人は違うのだから、自分は自分なりに一生懸命仕事に向き合えばいいのです。それでもし報酬や成果に不満があるなら、もっと自分が頑張ればいいのです。大事なのは「他人がどうであるか」ではなく、「自分がどうするか」なのです。

安易なタイムマネジメントを捨てる

タイムマネジメントは、どの仕事をどのぐらいの時間でこなすかということです。しかし、ここには大事な要素である「その時の自分の状態」が欠けていると著者は指摘します。これはどういうことなのでしょうか?

例えば、大きな仕事と雑務がそれぞれあったとします。多くの場合、午前はまだ仕事始めで疲れもなく、頭も冴えています。昼食後は午前の疲れと満腹感があって少し眠気が出てきます。この場合、大きな仕事は午前に取り組み、簡単にこなせる雑務は昼食後にこなす方が良さそうです。

このように自分の状態も予想しておくことで、どの仕事を何時こなすのがベストなのかが見えてきます。特定の仕事を「どの程度の時間でこなすか」ではなく、「どの時間帯にやるのが効率的か」なのです。効率的に物事をこなすということは、それだけ質も量も稼げるということなのです。

今まで色々試してみたけど上手くいかなかったのでしたら、もしかしたらこのような悪い習慣が邪魔していたのかもしれません。身に付けたい良い習慣だけでなく、それに隠された悪い習慣、邪魔している習慣に目を向けてはいかがでしょうか。

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2015年6月28日 (日)

森林浴-地球環境に配慮した生分解する洗剤「ジョキンメイト」

森林浴がもたらす4つのメリット

夏は緑がいちばん美しい季節です。梅雨時の少し煙ったような緑もまた趣があります。

森の中を歩くと、気持ちがリフレッシュするのは説明するまでもありませんが、森林浴には「森林医学」という言葉もあるくらいセラピー効果があるそうです。本日は、そんな森林浴の効果をいくつかご紹介しましょう。

1. がんの予防効果がある

日本医科大学、李 卿准教授の研究グループがボランティアの被験者に2泊3日の森林浴をしてもらい、その前後で採取した血液を比較したところ、森林浴のあとは、がん細胞のアポトーシス(細胞死)を誘発するNK(ナチュラル・キラー)細胞の数が増えて活性度がアップし、その状態が、1カ月近く持続することがわかりました。

日帰りの森林浴でも、効果の持続期間は1週間程度と短くなるものの、NK細胞の数と活性度はアップします。

2. ストレスが軽減される

マツ、スギ、ヒノキといった針葉樹に含まれる香りの成分フィトンチッドには、ストレスホルモンのコルチゾールを減少させる効果があります。

京都大学の研究チームが被験者に、森林浴をしているときと、普段の環境にいるときの気分やストレスレベルを評価してもらったところ、森林浴をしているときは、慢性的ストレスが著しく軽減されていることがわかりました。

3. 憂鬱な気分が改善される

近くに大きな森がない場合、街路樹のそばにいるだけでも効果はあるようです。

ロンドンの研究者が街路樹の密度と抗うつ剤の処方量との関係を調べたところ、1キロメートル当たりの木の本数が増えるにつれ、薬の処方量が減り、街路樹の密度が最も高かった地域では、抗うつ剤の処方量が最も少なくなっていることがわかりました。

4. 記憶力がアップする

米ミシガン大学の研究チームが学生を2つのグループに分け、一方には植物園を、もう一方には都市部を散歩させ、その前後で記憶力テストを行って成績を比較してみました。

その結果、植物園を散歩した学生は、その後の成績が20%近くアップしていたそうです。

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2015年6月27日 (土)

気の合わない人との雑談-ノロウィルスに備えて応急キット「ノロライザー」の常備を

なぜ「気の合わない人」との雑談が大切か 茂木 健一郎:世界一の発想法

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人間の脳の使われ方の中で、最も高度なものの一つは、コミュニケーションだそうです。知識やスキルは、人工知能やロボットに置き換えられてしまう時代となりました。関係性や、絆こそが、ビジネスで最も大切な「人的資源」となるのでしょう。

「毛づくろい」は、猿の群れにおいて、仲間同士の絆を深めることにつながります。お互いに毛づくろいをする猿同士は、トラブルの際に助け合う傾向があることが観察されています。

毛づくろいをする仲間の数は、脳の容量に比例して増えるといわれます。人間の脳の大きさから推定される「毛づくろい仲間」の数は、約150人だそうです。この数を目安に、毛づくろいの相手を増やし、維持することが大切となります。

人間における毛づくろいとは、つまりは会話です。とりわけ、特定の話題や、仕事上の目的に縛られない「雑談」こそが、毛づくろいの最も効果的な方法となります。

これからの時代に、ビジネスの世界で一番大切なポイントは、実は毛づくろいなのではないでしょうか。会社の中でも、それ以外でも、広く、深く、そして多様な「毛づくろいのネットワーク」を維持することが大切であると思います。

毛づくろいは、何よりも、絆を深めます。毛づくろいが維持できている人同士は、助け合おうとします。いざというときに、力になってくれる人のネットワークができます。

毛づくろいを通して、さまざまな情報が入ってきます。それぞれの専門分野は異なるから、お互いの得意な部分の「かけ算」ができます。毛づくろいが、「共創」の大切なきっかけとなるのです。

毛づくろいは、ビジネス上の一つの「安全保障」「セーフティ・ネット」にもなります。会社の中でも、毛づくろいがよくできている人は、リストラされにくいのではないでしょうか。

知識やスキルは、置き換えることができます。一方、人間関係は、簡単には入れ替えられません。「あいつがいると、チームが何となく円滑に動き、盛り上がるんだよな」というような存在は、会社に一番欠かせない人材であると言えます。

毛づくろいは、なれ合ったり、ご機嫌を取ることだけとは限りません。むしろ、自分と意見が異なる人と、いかに会話を交わし、意思を通じるかということも、毛づくろいの大切なポイントとなります。

組織や社会の中でイノベーションを起こしたり、変革を実現するような場合には、往々にして「反対派」との毛づくろいが大切なポイントになる場合があります。立場が違うからといって、コミュニケーション自体を断ってしまうのは愚かです。反対の立場の人との対話を続けることが、プロジェクトの成功に欠かせないことも多いでしょう。

「絆」というと、意見が合ったり、仲の良い人とのつながりをイメージする場合が多いかもしれません。確かに、気の合う人同士の絆も大切ですが、毛づくろいは、反対派ともやったほうがよいのです。

あることに「賛成」の人は、社会の中で一つのグループをつくっています。「反対」の人も、一つのグループです。毛づくろいをすることで、立場の異なる人々を結びつけ、真に創造的な動きを生み出すことができるのです。

自分の毛づくろいの「ポートフォリオ」の中には、自分の好きな人ばかりではなく、違和感を抱く人も入れておきましょう。そのような多様性が、安全基地にも、共創のきっかけにもなるのではないでしょうか。

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2015年6月26日 (金)

記憶力向上-快適空間を創造する植物性除菌型消臭液(PCK)

記憶力グランドマスターに聞く、記憶力向上のポイント

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みなさんの中には、物覚えが悪いと悩んでいる方もいるでしょう。でもそれは、単に戦略が間違っているだけかもしれません。記憶力がちゃんと働いている事例に目を向ければ、自分が物を覚える道筋がわかり、戦略もそれに合わせて改良できるはずです。

たとえば、しょっちゅう車のキーを置き忘れるからといって、その人がもともと忘れっぽい性質だという話にはなりません。この人は、自分の心の動きについて間違った認識を持っているだけです。

この問題については、世界記憶力グランドマスターであり、『Unlimited Memory: How to Use Advanced Learning Strategies to Learn Faster, Remember More and Be More Productive』(無限の記憶力:記憶速度を速め、記憶量を増やし、生産性を上げるワンランク上の学習戦略)という本の著者でもあるKevin Horsley氏が、Q&Aサイト「Quora」で解説しています。それによると、こうした人の問題は、自分が何かを忘れたという事実にばかり目を向けている点にあるというのです。

記憶力がうまく働かないのは全体の時間のうちたった5%であったとしても、こうしたケースばかりを気にして、「物覚えが悪い人クラブ」のメンバーに加わりたがる人が後を絶ちません。物覚えが悪いと思っている人は、どこで記憶違いを起こしたかを覚えているわけですから、実は優れた記憶の持ち主と言えるのです。 自分の記憶の中に、どれだけのデータが蓄えられているかを考えてみてください。あなたの記憶力は、実際には多くの場面できちんと機能しているのです。ですからむしろ、「私の記憶力はどのくらい役立っているだろう? 今日はどれだけ役立っただろうか?」と問いかけてみてください。

あらためて考えると、会話の中で得た情報はかなり思い出せるとか、ある映画のセリフならいつでもそらで言える、といった例が思い当たるでしょう。

このように、記憶がちゃんと役に立った事例を挙げてみれば、自分がどんなふうに物を覚えているか、その仕組みについても、パズルを解くように明らかになってくるはずです。加えて、自分で物覚えが悪いと思い込んでいたけれど、そんなことは全然なかったと気づくメリットもあります。

もう少し自分の記憶力に自信を持てれば、今後の記憶力の向上にも、きっと悪くない効果があるはずです。

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2015年6月25日 (木)

「発想」を生む-日本一のハツラツ社員感動企業を目指すアイ・タックル

「発想」が生まれる12のポイント

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他の人が思いつかないようなアイデアを思いつき、そしてそれを実際のアウトプットに変えていく力が「発想力」なのです。(「はじめに」より)

『ビジネスマンのための「発想力」養成講座』(小宮一慶著、ディスカヴァー携書)の著者は、発想力についてこう説明しています。またそれは、単なるアイデアではなく、他者と違うユニークさを持ち、さらには、実行可能な具体性も持つものであるとも。つまり本書のいう「発想力」とは、ユニークかつ実行可能なアイデアだということになります。

では、発想力を活用するためにはどうしたらいいのでしょう? 第2章「『発想力』を鍛える12の原則」を見てみたいと思います。

1.「発想」は、具体的な目標のあるところに生まれる

目標がなければ、変化が起こらなくても当たり前。つまり努力が大切である一方、目指すべき到達点もまた必要だということ。目指すべき到達点があれば、「具体的になにをしなければならないか」が見えてくるといいます。そして、そこから発想が生まれてくるわけです。

逆にいえば、漠然と、「なにか思いつかないかなあ」と思っていてなにかをひらめくということはないということ。そこで、「こういうことを実現したい」とはっきりイメージし、それを常に考えていることが大切だと著者はいいます。(74ページより)

2.「発想」は、熱意を持って真剣に考えるなかから生まれる

多くの人が、リンゴが木から落ちる光景を見ていたにもかかわらず、万有引力の法則を思いついたのはニュートンだけでした。その理由を著者は、「ニュートンが万有引力について真剣に考えていたから」だとしています。同様に、目の前の仕事についても、真剣に考えていれば発想が生まれるはずだとか。しかも、「なにか、いまよりもっとよい方法はないか」「もっとよい製品にならないか」と考えれば考えるほど、発想は生まれるもの。四六時中、あることを考えていると、普通では考えつかないようなことを思いつくものだといいます。(77ページより)

3.「発想」は、それが湧く場から生まれる

「発想力」を鍛えるには、発想が生まれやすい場に身を置くことが大事。では、どういう場で発想が湧きやすいのでしょうか? それについては、「どんなときに、いいアイデアやひらめきが生まれやすいか」を考えればわかると著者は記しています。お風呂のなかだったり、ぐっすり休んだ朝だったり、電車のなかだったり、つまりはリラックスしているとき。ただし、単にリラックスできるだけではなく、緊張はしないけれどテンションが上がる場、脳が活性化するような場が必要。さらには、場という観点とは別に、発想が浮かびやすい時間帯も重要だと主張しています。(78ページより)

4.「発想」は、行動の結果得られた情報をもとに生まれる

人に評価されるような発想を持つためには、情報を得ることが大切。その情報をもとに、相手が予想もしていなかったようなアウトプットをするというわけです。発想は、知識や情報の蓄積がその前提にあるもの。つまり、それらが収納された脳のなかの引き出しのどれを開けるかということ。だからこそ、その情報は常にインプットし続けている必要があり、インプットのために行動することが必要だといいます。(81ページより)

5.「発想」は、相手にとってのベストを考えるところから生まれる

先に触れた「熱意を持って真剣に考える」とも共通しますが、いかなるときにも、相手にとってのベストを考え抜くことも忘れるべからず。それはユニークな、そして優れた「発想」を生み出すひとつの方法となるそうです。(84ページより)

6.「発想」は、過去事例との関連づけを考えるなかから生まれる

少し前、今年2015年の年賀ハガキの切手に該当する部分のデザインが話題になりました。未年ということで手編みのマフラーを巻いた羊の絵が描かれていたわけですが、ポイントは、12年前のデザインには、そのマフラーを編んでいる途中の絵が描かれていたこと。12年を経て、それが編み上がったというストーリーになっていたのです。そして、依頼を受けたデザイナーが、「どんなデザインにしようか」と考え「完成したマフラーを巻いている羊」を思いついたということを想像すると、そこに「発想力」を鍛えるヒントを見つけ出すことが可能。

このように「過去事例」を調べ、その関連づけから考えるというのも、「発想」する方法のひとつ。自分の過去でも、自分が過去にやったことでも、ともかく過去をベースにすることで、次の新しい発想が生まれやすくなるということです。(86ページより)

7.「発想」は、「真似」から生まれる

あえて「真似る」ことが、次の発想を生むこともあるといいます。たとえば、以前ここでご紹介した『レッドブルはなぜ世界で52億本も売れるのか』(ヴォルフガング・ヒュアヴェーガー著、楠木建、長谷川圭訳、日経BP社)にも書かれていたとおり、オーストリアの炭酸飲料「レッドブル」は、もともとはタイで売られていた清涼飲料水を真似したもの。さらに、日本の大正製薬の「リポビタンD」の成分を参考にしてもいます。

他社の製品や他国で売れている商品・サービスに刺激を受けたら、まず真似てみる。そしてそこから、次の新しいオリジナルの発想へと繋げていく。それもまた、「発想」を生み出す代表的な方法だといいます。(88ページより)

8.「発想」は、鳥の目・虫の目・魚の目で見るなかから生まれる

「鳥の目」とは、ものごとを俯瞰して見ること。一方、同じように近いところから複眼的に見る「虫の目」も重要。さらに著者はここに、流れを見る目としての「魚の目」も加えたいとしています。世の中の流れ、社会の変化をつかみ、そのなかで物事を捉え、未来を見据えるということ。

しかしそのためには、自分の視点を固定しないように心がけることが大切。どうしても、ふだんいる場所からの視点になりがちですが、あえて違う視点から見る習慣を持つということです。

それには、いろいろなところへ行ってみるのがいちばんいいと著者はいいます。少し場所を変えることで、見えるものも違うから。人は放っておくと、自分のまわりの小さな世界を基準としてしまいがちですが、ちょっと視点を変えるだけで、ものの見方や価値判断が違ってくるというわけです。(90ページより)

9.「発想」は、規格外のことから生まれる

アイデアに詰まったときのひとつの方法は、思い切って「規格外」でやってみること。いままで考えたこともなかったようなことをやってみるという意味で、他社や他人がやっている規格外のことを見ることも、ひとつのきっかけになるといいます。人はどうしても、自分がふだん持っている視野や常識にとらわれてしまうもの。しかし、それらにとらわれないように注意しておくことも大切だということです。(92ページより)

10.「発想」は、徹底して行うなかから生まれる

なにかを徹底的に行う過程で生まれる発想も多いもの。それがなんであれ、ひとつのことを徹底していくと、その延長線上にさまざまな発想が生まれてくるわけです。それまでとは違う視点でものが見えてきて、それまでとは違う発想が出てくるようになるということ。大切なのは、徹底すること。そこから、次の新たなものが見えてくるからだそうです。(96ページより)

11.「発想」は、必要に迫られることから生まれる

ほとんどすべての技術革新は「必要に応じて起こってきたこと」。必要に迫られて頭をフルに使うことによって、いろいろな「発想」が出てくるという考え方です。(102ページより)

12.「発想」は、志のあるところに生まれる

ソフトバンクがボーダフォンを約2兆円で買収し、さらにスプリントも同じく約2兆円で買収したのは2012年のこと。孫正義さんがなぜそこまでアグレッシブにことを進めるのかといえば、そこに通信革命という「志」があるからだと著者は記しています。そして、目標の上にあるのが「目的」、すなわち「志」だといいます。(105ページより)

短時間で読める構成になっていることもあり、発想力を要請していくためのポイントを確実につかめるはずです。バッグに入れておけば、ふとページを開いた瞬間に気づきを得られるかもしれません。

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2015年6月24日 (水)

アイデア発想法-今年のお中元に至高のトマトジュース「ロゾリオ」をどうぞ

周りのアイデアマンが実践している「38の発想法」とは?
発想法の聖書『アイデア・バイブル』

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アイデアマンになりたい。他の人が考え付かないような、奇抜なアイデアが出せるようになりたい。そう考える人は、少なくありません。

しかし、具体的にどうアイデアを生むのかわかりません。世の中にこれだけモノが溢れていて、それらを凌駕できるようなアイデアを生むなんて無理だ、と考えている人もまた少なくないでしょう。

そういう人たちは、そもそもアイデアの「出し方」を知らないのです。書籍『アイデア・バイブル』には、アイデアを出すための具体的な方法が38ポイントに分かれて紹介されています。いくつか見ていきましょう。

課題の「代替・向上できる部分」を探せ!~SCAMPER法~

アイデア出しの最たる例として、「SCAMPER法」が挙げられます。

SCAMPER法とは、ある課題の改善を行うときに、

代替する(Substitute)

結合する(Combine)

適応させる(Adapt)

修正する(Modify)

他の目的で使用する(Put to other purposes)

除去する(Eliminate)

並び替える/逆にする(Rearrange/Reverse)

という視点でアイデアを出すやり方です。

それぞれの視点に立ち、その課題に対して質問を投げかけます。「代替する」の部分で「何か代用が利きそうな部分はないか」ということや、「代用例として挙げられそうなものには何があるか」といった具合に、細かな部分へ質問を落とし込めるようになると、円滑にアイデア出しを行うことが出来きます。

この方法を用いることで、考えもしなかったようなアイデアが思いつくのです。加えて、この発想法は単純にアイデア出しを行うためだけではなく、日々の業務の改善にも使うことができるテクニックなので是非とも覚えておくべきでしょう。

課題とは「関係ない」言葉を結び付けろ!~ブルートシンク法~

今、あなたの周りには何があるでしょうか。机、パソコン、資料、飲み物――今周りを見回しただけでも、いろいろな「モノ」が存在していることがわかります。

ブルートシンク法とは、今抱えている課題とそれらの「モノ」を論理的に結び付けていく発想法のことを指します。もちろん結びつくまでにはいくつかの連想をしなければならないこともあるでしょう。その「連想」こそがアイデアに繋がっていくのです。

ただ一つ注意しなければならないのは、できるだけ「連想しやすい」モノを選ぶということです。連想が出来ないものを選んでしまうと、途中で八方塞がりになってしまい、論理的に結びつけることが不可能になってしまいます。

ここまでは、アイデアを論理的に導き出す方法についてお伝えしてきましたが、今度は「右脳」を使うような発想法をお伝えしていきます。

自分の中にいる「師」に教えを乞え!~メンターズ・トーク法~

アイデアを自分で考えるには、どうしても限界があります。しかし、自分でアイデアをなんとかひねり出したい。そう考えている人には、この「メンターズ・トーク法」がオススメです。

この発想法は、自分の中に「師」を創り出し、その人に教えを乞うという発想法です。「あの人だったら何て答えるだろうか」を実際に自分の中で再生してしまうという方法です。何ともオカルトな発想法ですが、実はしっかりと心理学的検知に基づいています。統合心理学という学問を応用した発想法なのです。

この発想法をマスターすることで、ある意味自分では考え付かなかったようなアイデアを自分の中で生むことが出来るようになります。初めはなかなか抵抗があるかと思いますが、試してみて損はないでしょう。

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2015年6月23日 (火)

断捨離のススメ-Windows7~まだ捨てないで、リニューアルパソコンをどうぞ

断捨離のススメ。モノを捨てられない「性格」など存在しない

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断捨離ということばもすっかり定着しましたが、『ぼくたちに、もうモノは必要ない。-断捨離からミニマリストへ』(佐々木典士著、ワニブックス)の著者も、「捨てる」ことによって価値観を変えることができたのだそうです。

持ちモノを自分に必要な最小限にする、ミニマリスト(最小限主義者)という生き方。その生き方を通して見えてきたのは、単に部屋がスッキリして気持ちがいいとか、掃除がしやすいとか表面的なメリットだけじゃなく、もっと本質について。つまりどう生きるか、誰もが求めてやまない「幸せ」を、自分の頭で考えなおしていくことだった。(「はじめに」より)

とはいっても、筆者自身もともとはモノを溜め込み、それが自分の価値や幸せにつながると感じていたのだそうです。が、振り返ってみれば、人とくらべてばかりいて、自分がすべきことがわからず混乱ばかりしていたのだとか。でも、モノをたくさん捨てた結果、毎日幸せを噛みしめながら生きられるようになったのだといいます。

そんな実体験があるからこそ、本書では「モノから一度離れてみること」を勧めているわけです。でも、モノを減らすためにはどうすればいいのでしょうか? 第3章「捨てる方法最終リスト55!!」から、いくつかを引き出してみたいと思います。

「捨てられない」という思い込みを「捨てる」

捨てられない「性格」は存在しないのだそうです。つまり、ただ自分で「捨てられない」と思い込んでいるだけだということ。ここで著者が引き合いに出しているのが、「学習性無力感」という心理学用語。実際には自分で改善できる状況で、その能力もあるのに、「捨てられない」という失敗を何度も味わうと、状況を改善しようという気持ちすらなくなっていってしまうということ。

でも、どうして捨てられないかを明確に意識できれば、そのうち捨てられるようになるもの。そして「捨てられないタイプ」も「捨てられない性格」も存在せず、自分が悪いわけでもなく、単に「捨てる技術」が未熟なだけ。だからこそ、「捨てられない」という思い込みを排除すべきだという考え方です。

僕は汚部屋に住んでいたが、今はミニマリスト部屋に住んでいる。ぼくが変わったのは、性格ではない。捨てるための技術と習慣を身につけたのだと思っている。(100ページより)

捨てることは「技術」

練習してもいないフランス語を、突然しゃべれるようになるなどということはありません。同じように、いきなり断捨離マスターになることも不可能。結果的にたくさんのモノを捨てた著者も、モノを減らし始めてから現在までに5年以上かかっているそうです。

ただし、捨てること自体には、時間はかからないものなのだといいます。1日目はまずゴミを捨てる。2日目は本やCDの買い取り。3日目は家電の買い取り。4日目は大きな家具を粗大ゴミに出す。というように、どれだけモノが大量にあっても、1週間あれば捨てきることが可能。そして忘れるべきでないのは、捨てる実作業ではなく、モノに対して見切りをつけるための時間が膨大にかかるだけだということ。

話せば話すほど外国語が上達するように、捨てれば捨てるほど、捨てることは上手になっていく。(中略)捨てることは、正しく「技術」である。(101ページより)

捨てられない理由を明確に感じ取る

「よし、モノを減らそう」と思い立ったとたんに、一晩でミニマリストへと生まれ変われる人は少ないもの。なぜなら先に触れたとおり、捨てるのは技術なので、最初はなかなか捨てられなくて当然だからです。つまり、「捨てられない」のは恥ずかしいことではないと著者。たとえ最初は捨てられなかったとしても、「なぜ、それが捨てられないのか」、その理由を明確に感じとっていくことが必要だといいます。

いきなり捨てられなくてもいい。まずは、捨てられない理由を明らかにすることだ。(103ページより)

「捨てて」後悔するモノはひとつもない

著者はモノであふれた汚部屋に住んでいたころからすると、持ちモノを5%くらいまで減らしたのだそうです。つまりモノが1000個あったとしたら、950個は捨てたということ。しかし、そのなかで捨てて後悔したモノはひとつもないそうです。あるいは、あったとしても全然思い出せないのだとか。心の底から「捨てなきゃよかった!」と後悔するモノは少なく、つまり所有物の価値とは、その程度の小さなモノだということ。

捨てる気持ちを邪魔するのは、「捨てた後に必要になったらどうしよう」「いつか『捨てなければよかった』と思う日が来るのでは?」という不安。しかし、そんな不安に対しては次のようにいい聞かせるべきだといいます。

「捨てて」後悔するモノはひとつもない。後悔しないばかりか、「捨ててよかった」とすべての捨てたモノに対してきっといえる。(107ページより)

複数あるモノは捨てる

簡単に捨てやすいのは複数あるモノ。ハサミや使っていないボールペンがたくさんあっても、それは意味のないこと。モノは用途ごとに1つあればいいというのが著者の考え方。そして、モノがどこにあるかわからなくなるのも、同じ用途のモノが複数あり、なおかつモノの住所が決まっていないので、複数の場所に散らばるから。複数あると、ストックの量も把握できなくなってしまうわけです。

ハサミを3つ持っているなら、いきなり1つに絞らなくてもいい。3つの中から1つを捨てることでもいい。選び方は簡単。お気に入りでないモノ、使ってないモノ、機能が劣っているモノを捨てよう。(中略)複数あるモノはなるべく数を減らし、最終的には1つにしていこう。(109ページより)

1年使わなかったモノは捨てる

使っていないモノは捨てる。これが、モノを減らすための鉄則。そして、「使う予定のないモノも捨てよう」と著者は提案しています。重要なのは、1年を通して使わなかったモノは、今後も必要がないモノだということ。だとすれば、来年もそれなしでなんの問題もなく過ごせるはず。だから、(災害に備える非常用の装備は別としても)、1年に1回も出番がないモノを手元に置く必要はないといいます。

ホコリが溜まっているモノは、必ず使っていない。1年使っていないモノは、来年も、再来年も、ずっと必要がない。3年に一度使うモノなどレンタルしよう。使っていないモノの維持・管理にお金もエネルギーもムダにするのはやめよう。(110ページより)

人の目線のためにあるモノは捨てる

ある水準以上に豊かになった人は、「自分の価値」をモノを通じて伝えようとするもの。だからこそ、「これは本当に自分が好きで使っているモノだろうか?」というように内省してみることが大切。他人からどう見られているかは、誰もが気になること。でも、人の目を意識して自分が消耗してしまうなら、それは無意味なこと。そこで、人の目線のためにあるモノは、いっそ手放してしまった方がいいと著者は主張しています。

モノの維持・管理に消耗せず、きちんと使っていて、使うことで喜びを感じさせてくれるモノが自分の好きなモノだ。ただ人の目線を気にしたモノは手放そう。(111ページより)

他にも、捨てるための方法が数多く紹介されています。また、モノを捨てることによって得たものを紹介する第4章「モノを捨て、ぼくが変わった12のこと」も説得力抜群です。増え続けるモノに悩まされている人、少しでも快適に暮らしたいと願っている人には、ぜひとも読んでいただきたい一冊となっています。

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2015年6月22日 (月)

ネガティブ脳からの脱却-農作物に直接効く~ステビア・バイオパワー液

ネガティブは1分で克服できる!
脳科学者・茂木健一郎も語る、「ネガティブ脳」の脱却法とは

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最近、「何をやってもダメだ」、と感じることが多くなってきていませんか?五月病も終わったのに、まだネガティブ思考から立ち直れない、と感じている人は多いかもしれません。

ネガティブ思考がよくないということはわかっているものの、どうやったら克服できるのか、なにから手を付ければいいのかがわからないのではないでしょうか。ネガティブ思考を脱却できないことすらも、自らのネガティブ思考を加速させてしまっていないでしょうか。

そんな人たちのために、今回は脳科学者・茂木健一郎が述べている、ネガティブ思考にハマる理由、そしてネガティブ思考を「絶対に」克服できるメソッドを紹介しましょう。このメソッド、聴くだけで実行に移さないようでは何の意味も持たないので、是非実行に移せるようにしていきましょう。

ネガティブ思考は「自然の摂理」

今でこそ、食物連鎖の極めて上層部に位置している人間ですが、太古の昔はそうではありませんでした。ネガティブ思考は、そんな昔の先祖たちからの「名残り」なのだとか。

生死に関わることの多かった時代に、「最悪のケースを常に想定しておく」という行為が今に生きる人たちのネガティブ思考の先駆けなのだそうです。すなわち、生理的な現象なのです。ネガティブ思考を克服できないということは、それだけ「自然なこと」なのです。

ネガティブ思考を克服できないことにさらにネガティブになるのではなく、ネガティブ思考を克服できない原因を探ることが大切となります。

不満ではなく、満足に目を向ける「ソリューション・フォーカス」

ネガティブ思考が克服できない理由の一つに、「問題点に目を向けすぎる」ということがあります。問題点を改善するということはもちろんいいのですが、誰しも問題ばかりを見ていては心苦しくなるものです。

ネガティブ思考を克服するメソッドとして、「ソリューション・フォーカス」が有効だと茂木健一郎氏は述べています。もともとは問題解決のテクニックとして用いられているものですが、ネガティブ思考を克服することにも使えるのです。この「ソリューション・フォーカス」では、不満に思っていることやネガティブ思考の原因に目を向けるのではなく、ネガティブ思考でありながらも「何とか生きてこられている」という状態にフォーカスするのです。

やり方はいたって単純。自分が不満に思っていることを一つ挙げ、最もよくない状態を1点、最もいい状態を10点の10点満点で点数化します。恐らく、ほぼすべての人が「2点以上」の点数をつけているでしょう。そこが重要なのです。

なぜ、1点という最低点をつけなかったのか、その理由を文章化します。すると、自分を取り巻く環境の「うまくいっている部分」に目を向けることが出来るのです。この部分を洗い出すことで、自分の心の拠り所、安息の場所をハッキリと見つけることが出来ます。更に、自分のネガティブ思考の原因を「うまくいっている部分」を用いて改善していく方法を考えることが出来るのです。

1分間、「小さな苦手」に向き合う

ネガティブ思考を克服するために、脳の「強化学習」という機能を用いることも有効だと茂木健一郎氏は語ります。要するに、とても小さな成功を体験することで、自信を持って別のことにもチャレンジできるようになる、ということです。

また、ネガティブ思考の人は大抵、自分の持っている能力を卑下しがちです。自分が持っている以上に低く見積もり、やる前から「ダメだ」と決めつけてしまうのです。

もし「自分はそんなことない」と感じている人がいたら、試しに「自分ではできなさそうなこと」をやってみるといいです。英語が苦手だと感じている人は、誰かと英語で一分間話してみます。苦手な人に話しかけることが出来ないと感じている人は、その人に思い切って世間話を振ってみます。すると、意外とできてしまうものなのです。

というように、とても小さなことから「試してみる」ということがネガティブ思考を克服するために非常に大きな役割を果たします。自分の思っている以上に、自分はできる人なのです。

今回は3つ、具体的な考え方や方法を紹介してきましたが、実はこれらには一つ、共通点が存在します。それは「ポジティブシンキング」ではなく、「ネガティブ思考の克服」だということです。無理にポジティブシンキングをするのではなく、まずはネガティブ思考を克服することが重要です。もし自分のネガティブ思考をどうにか克服したいと感じている人がいれば、是非これらのことを考え、実践してほしいと思います。

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2015年6月21日 (日)

自炊する習慣-とまとの森の売れ筋No.1~食べる濃厚トマトジュース

自炊する習慣を身につけるためのマインドセットのコツ

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私は、物心ついたときから「ごはんを作ること」が大好きでした。(中略)調理関係の仕事に就きたくて、プロ育成のための料理専門学校に通い、ケータリングや飲食店の厨房で修行し、いまでは、自ら料理教室を主宰しています。(中略)そんななかで、気づいたことがあります。それは、台所に立つことを、憂うつに感じている人がとても多いことです。(「はじめに」より)

こう語るのは、『考えない台所』(高木ゑみ著、サンクチュアリ出版)の著者。しかし、そういう人には伝えたいことがあるのだそうです。それは、調理以前に「台所仕事には正しいルールがある」ということ。漠然とこなしている食材の買いものや皿洗いにも同じことがいえるそうですが、つまりはその「ルール」を知らないからうまくいかないだけだということ。

だから、正しいルールを習慣にしてしまえれば、勝手にからだが動くようになるのだとか。その結果として時間が短縮され、かつ完成度が上がるため、気持ちも前向きになっていく。そして最終的には、自分で自分を認められるようになる。1分1秒を争う料理人の姿を思い出してみれば、納得できる話ではあります。

CHAPTER1 「マインド編 台所に立つ前に」を見てみましょう。

台所仕事にセンスは必要ない

家事も仕事も、それが緊急を要することであれば懸命にこなしているのではないでしょうか? しかし一方、「重要ではないけれど、やらなければならない」ことは、ついつい後まわしになってしまうものです。そして「いつか、いつか」と思っているうち、あっという間に日が暮れて、「きょうもできなかった」ことにモヤモヤとしたストレスを感じてしまう...。けれど、そんな状況がいいはずがありません。

著者がそんな状況から脱出できたのは、「意識して、正しいルールを習慣にした」ためだったそうです。ここでいう正しいルールとは、「効率的でムダのない動き」。まずは正しいルールを整理し、習慣化するということです。

たとえば、夕飯にカレーをつくるとします。買い出す食材をメモし、スーパーに行き、帰って野菜を洗って切って煮て、食べて洗って片づける。こうした一連の流れを「無意識に」完璧な手順で行える人はおらず、無意識に作業をすると、どうしてもムダな動きが含まれてしまうのだと著者は説明しています。

でも、たとえば「自宅にある食材をまた買ってしまう」というムダは、買いものに行く前に冷蔵庫をチェックするルールをつくればクリアできます。このように、正しいルールを習慣にし、それを意識しながら継続すれば、ルールが自分のものになるというわけです。

また、台所仕事を効率的に、段取りよく進めるには「センスのあり・なし」は無関係。なぜなら、正しいルールが習慣になれば、考えなくてもからだが動くようになるからです。(18ページより)

自由な時間で、自分がしたいことを妄想する

効率よくごはんの支度を終えられたとしたら、その結果として生まれた時間にしたいことはたくさんあるはず。たとえば、「ぼーっとしたい」「落ち着いてコーヒーを飲みたい」などなど。だからこそ、台所に立つ前にまずやってほしいことがあると著者はいいます。それは、「生まれた時間になにをやりたいか」をイメージすること。具体的なイメージがなければ、そのための準備ができませんし、優先順位も見えてこないというわけです。

それは、些細なことでも、壮大な夢でもOK。ことの大小ではなく、「イメージすること」が行動を変えるきっかけになるということです。そこで、携帯電話のメモ欄などを利用して、自分がやりたいことをアウトプットしてみる。それだけのことで、「なりたい自分」に一歩近づくことができるといいます。(24ページより)

ネガティブな感情は、なんの意味もないことを知る

専業主婦の人からも、働く女性からも、「1日中、料理のことを考えて疲れる」「時間どおりにできないと焦る」「面倒くさい」など、ネガティブな発言がどんどん飛び出すと著者は指摘しています。ただし、後ろ向きの状態でうまくいくことなど、ひとつもなくて当然。それどころか、作業が雑になって食器を割ってしまったり、焦って手順を間違えるなど、どんどんイライラがつのってしまいます。

著者自身も面倒くさい病に襲われることがあるといいますが、ネガティブな自分が顔を出したときは「なぜそれをやるのか」を改めて思い出すのだそうです。たとえば、こんな感じ。

・なぜ献立を考えるのか→子どもにバランスよく栄養を摂らせたい。
・なぜ買いものをするのか→自分の目で安全な食材を買いたい。
・なぜ料理をするのか→おいしいと喜ぶ、家族の笑顔を見たい。
・なぜ掃除をするのか→家族が気持ちよく暮らすため。 (30ページより)

すべて当たり前のことですが、自分が納得すると、自分の行動の意味(役割)がクリアになり、気持ちが前向きになるというわけです。「ポジティブになるなんて無理」と思うかもしれないけれど、訓練としてすべてのプロセスに前向きな理由をつけてみるといいそうです。(28ページより)

自分のやる気スイッチを知っておく

気分が乗らないときは、誰にでもあるもの。そこで著者はここで、料理中に気分を上げるちょっとしたアイデアを紹介しています。

かたちから入る:お気に入りのエプロンをしめたり、髪をキュッと束ねたりするだけで気合いが入り、「楽しんでやるぞ!」とやる気が出るそうです。
植物を飾る:台所には彩りも大切。観葉植物がひとつあるだけで、心が穏やかに。 調理グッズで気分を上げる:自分が好きな色で調理グッズを揃えてみる。もちろん、機能性もお忘れなく。
好きな音楽を流す:オーケストラを大音量で聴いたり、大好きなアーティストの曲をかけたり、その場の気分で自由に選曲。ただし、火をかけているときは音楽を止めた方がいいのだそうです。おいしく焼けている音、焦げている音、湧いている音など、音が教えてくれることがたくさんあるから。
たっぷり香りをかぐ:何気なく料理をしている人には、手にとった食材や調味料の香りをかいでほしいと著者は記しています。理由は、よい香りは脳を刺激して活性化してくれるから。香りをかぐことで、料理へのワクワク感が高まるわけです。
料理番組を再現する:料理番組の収録をしているつもりで料理するということ。気恥ずかしい気もしますが、ひとりでしゃべりながら進めると、頭のなかが整理され、スムーズにできあがるのだといいます。
コマーシャルと競争する:食器や調理器具を洗うのが億劫なときは、「テレビコマーシャルが終わるまでに洗いものを終わらせるぞ」と決め、時間内に終わらせることを目指すというアイデア。
自分へのごほうびを:「これが終わったらビールを飲もう」「あのチョコレートを1粒食べよう」など、自分が好きなことをごほうびにすると、終わったあとの達成感や充実感がたっぷり味わえ、それが幸福感に変わるといいます。
どうしてもダメなときは休む:なにも手につかないときは、休むことも必要。自分の電源をオフにすると充電され、翌日はもっとがんばろうと思えるものだそうです。 (33ページより)

つまりは、「楽しんでやろう!」という気持ちが大切だということ。手段はなんでもよいので、自分の気持ちが上がるコツを知っておくと、負のスパイラルから抜け出しやすくなるもの。著者はそうまとめています。(32ページより)

台所仕事の著書ではありますが、いろいろなことに応用できそうです。

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2015年6月20日 (土)

創造力を輝かせる-バッテリーもリサイクルできます~資源を大切に

創造力を輝かせたいなら、楽しさを追求すること

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創造力を高めたければ、楽しい気持ちでいることです。前向きな気持ちは外界に対する好奇心を高め、新しい体験やスキル、アイデアに対してオープンな気持ちにさせてくれます。PBSシリーズのThis Emotional Lifeでは、創造力と前向きな気持ちの関連性について議論されています。

怒りや悲しみ、恐怖、不安といった感情が存在するところでは創造力は生まれにくく、喜びや愛といった前向きな気持ちと共に創造力が生み出されることが、研究により明らかになっています。ある研究では、前の日に幸せを感じていると創造的なアイデアを思いつく傾向が強く、さらに、創造的になっている時は幸せを感じるそうです。創造力は前向きな気持ちと大きな幸せという「上昇スパイラル」をもたらすのです。

創造的になるだけで、この上昇スパイラルに弾みをつけることができ、否定的な環境にも対処することができるのです。Sonosのデザイン部長Tad Toulis氏は、Core77とのインタビューで、彼の仕事の醍醐味は、「悲観的な楽天家」と仕事ができることだと語っています。否定的なことに対する免疫力が創造力には欠かせないのです。悲観的な楽天家でいるために、Toulis氏はデザイナーとして一番大事な要素について説明しています。

スタミナと神経のずぶとさです。デザインとは存在していないものから新たに何かを生み出すという活動なので、ある程度の傲慢さを必要とします。また、頻繁にNOと言われたり、ダメ出しを受けたりします。すると、そういった過程のある時点で、否定的な意見に対して落ち込まないようになるのです。不思議な現象ですが、単に免疫ができて起こることだと思います。しかし、辛抱強さとスタミナは、デザイナーになるために非常に重要な要素だと私は強く思っています。

ストレスがたまりすぎて耐えきれなくなるとどうなるのでしょうか? ストレスの逃げ道を作ることです。The Telegraphの記事では、子供時代からインスピレーションを受けたストレスを減らす3つのアクティビティを紹介しています。それは、ぬり絵と作文、そして体を動かす遊びです。

ぬり絵は簡単な反復作業に集中することで心を落ち着かせ、瞑想をするのと同じ効果があります。15分から30分の作文でストレスを感じている事柄を書き出してみると、気分を良くするだけではなく、身体の健康や記憶、そして、睡眠をも向上させるのです。また、巨大トランポリンの上でジャンプしたり、大人用のボールプールで遊んだりすると、きっと楽しくなるはずです。

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2015年6月19日 (金)

注目したい新たなキャリア-環境に配慮した生分解する洗剤「ジョキンメイト」

若い頃と同じ働き方に疑問。そんなときに注目したい新たなキャリア

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9時~5時の勤務ならまだしも、毎日何時間も残業があるとしたら―。
キャリアは大事だけど、若い頃と同じような働き方には少し不安を感じ始めるのが40代。それまでとは違った働き方を模索し始める人もいるかも知れません。そこで、どこでも好きな時間に働ける、今注目の仕事をご紹介しましょう。

ソーシャルメディアマネージャー

朝一番や通勤途中など、逐一チェックするのが常識となったFacebookを始めとするソーシャルメディア。友達とつながるためだけでなく、企業がプロモーションやマーケティングに利用するなど、すでにビジネスの場でも重要な位置を占めています。
そんな、企業の戦略に欠かせない、ソーシャルメディアを管理するのがソーシャルメディアマネージャー(SMM)です。具体的には、画像や動画を定期的に投稿、更新し、ツイートやコメントでユーザーとの繋がりを強化し広げていく仕事です。
ソーシャルメディアはその影響力が絶大なため、的確な判断力をもち企業の顔をつくる責任が果たせる知識、能力が必要です。日本では、ソーシャルメディアマネージャー認定資格という民間の資格試験もあるので、取得しておくと役立つかもしれません。
アメリカでは、この職種に特化した求人サイトやヘッドハントも存在し、現在すでに需要が供給を上回っているため、今後の伸びにも期待できます。情報に敏感で、メールやコメントなどのレスポンスの良さに自信がある人なら向いているかもしれません。

ウェブコンテンツライター

「最近、雑誌を買わなくなったな」と痛感します。私は海外に住んでいるので、そのせいもあるかもしれませんが、ネット上に存在する、あらゆる種類のサイトから十分な量の情報を得ることができるので、それだけで飽きることがありません。
そんな、紙媒体に変わる勢いで急成長しているウェブコンテンツですが、瞬発力や即時性が求められるメディアなだけに更新速度も求められ、それだけ多くの情報を発信できるライターの需要も伸びています。
この職種は、世界中どこにいてもネットさえつながれば仕事ができるのが魅力。オフィスに出向く必要がなく、さらに自分の好きな時間に仕事ができます。ただ自分のペースで、とはいえ定期的に原稿を書く必要があり、遠隔地にいる場合はメールベースでもしっかり事務的作業をこなせることが大切なので、自己管理能力がある人が向いています。

オンラインティーチャー

実際に周りでもトライした人が多い、オンラインでの外国語会話。スカイプなどを利用するレッスンですが、通学の時間が省けて、また料金も低めの設定のところが多いのが魅力で、気軽に始める人が増えているようです。
そこで、もし外国語が得意なら、注目したいのがこういったオンラインでのレッスンを提供するティーチャー業です。教える側もスキマ時間を利用して働くことができるので、よりフレキシブルな勤務スタイルが可能です。
また、オンラインレッスンのマーケットプレイス、「Café Talk(カフェ トーク)」など、語学以外のレッスンを提供するサイトもあるので、何か得意分野がある人は注目したいところ。ヨガや料理、楽器などのレッスンを、スカイプを通じて教えることができます。生徒とのトラブルなどの対応をサポートしてくれるシステムもあり、安心です。これらは、いかに魅力的に教えるかが生徒獲得へのキーになるので、広い知識を持ち、セルフプレゼンテーション力に長けた人が向いているかもしれません。

今回紹介した職種のすべてが、ネットに関わる仕事であることからわかるように、今後はリモートコントロール可能な勤務スタイルが増えていきそうですね。

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2015年6月18日 (木)

嫌な記憶を忘れる-レーザープリンタのリサイクルトナーカートリッジはアイ・タックルへ

嫌な記憶を忘れるための方法

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忘れたいことは誰にでもあるものですが、そうはいっても、忘れるのはなかなか難しいこと。そのことについては、『忘れたいことを忘れる練習』(植西聰著、フォレスト出版)の著者もこう記しています。

もしかしたら、記憶しておかなければならないことを覚えておかないという支障よりも、忘れなければならないことを忘れられないでいる問題のほうが大きいかもしれません。また、ここで強調して言っておきたいことは、覚えるよりも、実は、忘れるほうがずっと難しいということです。(「まえがき」より)

そこで本書では、忘れるための方法をいろいろな角度から考えてみているということ。今日はそのなかから、第4章「上手にあきらめれば、上手に忘れられる」を見てみましょう。前向きに生きるためには、あきらめることも必要だという考え方が紹介されている部分です。

「諦める」とは「明らかに悟る」こと

「あきらめる」とは一般的に、「うまくいく希望や見込みがないと考えて、やめる」というような意味。漢字では「諦める」と書きますが、この「諦(「てい」「たい」)という字は、仏教のことばなのだそうです。そして仏教でいう「諦」には、「明らかに悟る」という意味があるのだといいます。
だとすれば気になるのは、なにを「明らかに悟る」のかということですが、その点について著者は「『これは自分の力ではどうすることもできない』という事実を明らかに悟る」ことだと説明しています。
ただし、それがなかなかできないのが自信過剰の人だとか。そういう人は、たとえば仕事で思うような結果が出せなかった場合などに、「こんなはずはない。なにかの間違いではないか」といつまでも気にとめ、思い悩んでしまうケースが多いのだそうです。つまり、「自分の力が足りなかったのだから、仕方がない」という事実を明らかに悟ることができないということ。
そうなると必然的に次のステップには進めなくなりますが、こういう場合は、自分への自信に傷がつくことを恐れず、「『これは自分の力ではどうすることもできない』という事実を認めてあきらめてしまう方がいい」と著者。そうすることで不本意な事態を忘れ、人生を前進させることができるからです。(84ページより)

「人が予測することは滅多に当たらない」と知っておく

人は「未来はこうなるだろう」と予測しながら生きているもの。しかし、「その予測が的中することはあまりない」と著者は断じています。なぜなら人間は、未来について誤った判断ばかりしているから。だとすれば、未来のことは誰にもわからなくて当然です。
「この株を買っておけば、将来値上がりして大儲けできるに違いない」と思って購入した株が値下がりし、「あんな株、買うんじゃなかった」と後悔する。
「あの人に、これをプレゼントすれば喜んでくれるに違いない」と予想してプレゼントしたものを、相手は喜んでくれなかった。だから、「プレゼントしようなんて考えるんじゃなかった」と後悔する。
そんなことがあると、嫌な思いを忘れられなくなるもの。だから、はじめから「未来の予測なんて滅多に当たるものではない」と、腹をくくって生きていく方が賢明だという考え方です。そう知っていれば、仮に予測が外れてもダメージを和らげることができる。つまり、嫌な思いを忘れられなくなることもないわけです。(88ページより)

「自分も相手も平凡で、愚かな人間にすぎない」と気づく

人はそれぞれ異なった意見や考え方を持っているものなので、誰の意見が正しく、誰の考えが間違っているのか、という問題ではないことになります。いわば、単に「異なっている」にすぎないということ。地球上には多くの人間、民族、国家、言語があるのだから、意見が食い違う人がいるのは当たり前。だとすれば、まわりの人すべてが、自分の意見に同調してくれるという期待はすべきでないと著者はいいます。
とはいえ人間は往々にして、「自分の意見や考え方が正しく、他の人は間違っている」という考え方に陥ってしまいがち。真っ向から反対意見を述べられると、「バカにされた」「いいがかりをつけられた」と怒りを感じたりするのはそのせい。
ところで、「和をもって貴(とうと)しとなす」ということばを残した聖徳太子は、次のように述べているそうです。

「自分が正しいと思えば、相手が間違っていると思えてくる。自分が聖人だと思えば、相手が愚かな人間に思えてくる。そう考えてはいけない。自分も相手もともに平凡で愚かな人間にすぎないのだ」(91ページより)

自分も相手も平凡で愚かな人間だと認識してこそ、人と人は「和」の関係をつくれるというわけです。なお、ここでいう「和」とは、「相手と対立するのではなく、ともに仲よく協力しあっていく」ということ。
また、「仲よく協力しあう」という気持ちが生まれれば、反対意見をいってきた相手に対して「バカにされた」「いいがかりをつけられた」などと感じることもなくなるはず。なぜならその前提として、「自分も相手もともに平凡で愚かな人間にすぎない」という考えに立つから。(90ページより)

「意地悪な人に出会うのも、避けられない運命だ」とあきらめる

「意地悪な人のことが忘れられない」と嘆く人がいますが、たしかに嫌なことをされれば頭にきますし、意地悪な相手の顔を忘れられなくても当然です。しかし、著者はここで「怨憎会苦(おんぞうえく)」という仏教用語を引き合いに出しています。「この世で、恨んだり、憎んだりする人に出会う苦しみ」という意味。
人はこの世で、愛する人と出会う一方、恨んだり、憎んだりする人にも出会うもの。それを仏教では、「生きていれば、意地悪なことをされて悩んだり、憎んだりする人に出会うことになる。それは人間の運命だ」と考えるのだということ。
「意地悪な人になんて会いたくない。あんな人とはつきあいたくない」と避けているから、かえって苦しみが増し、その人の存在を忘れられなくなる。むしろ「しょうがない」とあきらめるほうが、上手に忘れられると著者はいいます。(94ページより)

悪者探しをやめ、「たまたまそうなっただけ」と考える

「私に能力がなかったから、必然的に仕事で失敗した」と考えるなど、人は悪いことが起こると「必然的に悪い結果が出た」と考えがち。そして能力のない自分のことを、いつまでもクヨクヨと思い悩むことになる。また一方、「あの人が悪いから、必然的に仕事で失敗した」と考える人もいるでしょう。そして、その人のことを恨み続けるかもしれません。
しかしそれでは、明るい未来を築いていくための意欲はいつまでたっても生まれてはきません。そういう意味でも、失敗した原因を自分の能力のなさや、他人に求めることはやめる方が賢明だと著者は主張しています。
この項では「この世で起こるほとんどのことは偶然の出来事だ」というフリードリヒ二世のことばが紹介されていますが、つまりは嫌なことも「偶然の出来事だった」と考えればいいわけです。
「失敗したのは、偶然の出来事。誰が悪いという問題ではない」
「たまたま今回は、うまくいかなかっただけ」
そう考える方が、「次はがんばろう」と気持ちを切り替えることができるということ。そして、「失敗を早く忘れ去って、前向きに生きていこう」という気持ちになれるということ。悪者探しをしてクヨクヨ悩んだり、誰かを恨んだりしても無意味。だとすれば、「たまたま、そうなっただけだ」と割り切る方が賢いというわけです。(98ページより)

著者は、心理学から仏教などの東洋思想までにおよぶ幅広い知識を持っていることで知られている人物だそうです。ここに書かれたひとつひとつのことばに説得力があるのは、そんなバックグラウンドのおかげなのかもしれません。

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2015年6月17日 (水)

心を30秒でつかむ-ノロウィルスに備えて応急キット「ノロライザー」をオススメします

相手の心を30秒でつかむテクニックを覚えよう

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経済的に成功する要因の85%は、スキルや知識ではなく、対人能力や人から信頼や尊敬をされることだと推測している専門家もいます。

初対面での数秒の印象が、その後その人を好きになったり、信頼したり、尊敬したりするかどうかを大きく左右します。就職活動でも、資金集めでも、組織を率いることでも、良い印象を与えることが間違いなく大事です。

今回は、30秒で相手の心をつかむテクニックをご紹介しましょう。

喧嘩腰にも弱腰にもならない

初対面のときは本能的な反応に突き動かされます。誰もが、ほんのわずかな時間で無意識のうちに、どの程度安心できるかということを中心に相手を評価しています。自分が発する反応や仕草に気をつけ、攻撃的だとか、とっつきにくいと思われないようにしましょう。

相手の距離感を大事にする

人との距離感に気をつけ、相手のパーソナルスペースを尊重しましょう。それがうまくわからない場合は、相手に合わせるようにします。相手がグッと近寄ってきたら、こちらも近寄り、相手が後ろに引いたら、同じようにこちらも引きます。適切な距離感やパーソナルスペースは、文化によっても違うということを覚えておきましょう。

期待を外れ過ぎない

仕事の場合、第一印象は期待や先入観で決まることがよくあります。評判や電話やメールなどからつくりあげた、頭の中のイメージ通りであることを相手に期待します。そのイメージと違った場合、少しがっかりしたり混乱したりすることがあります。自分の新しい一面を見せて驚かせるのは、初対面の時ではない方がいいです。

ボディランゲージに気をつける

ボディランゲージは、初対面の相手に対する印象の半分以上を占めています。身振り手振り、仕草、態度といったものは、言葉よりも雄弁なのです。ですから、ボディランゲージには極力気をつけ、心を開き、媚びずに親しみやすい表情を保ち、相手の目を見て話をしましょう。

常にポジティブでいる

頭の中の言語というのは、映像や写真、音、感情、それに少しの匂いと味で成り立っています。ネガティブなものは、ポジティブなものよりも、脳が好むイメージに変換するのがかなり難しいです。できるだけポジティブなもので説明するという姿勢で、人と接するようにしましょう。

意識して態度を変える

初対面の相手の場合は、その人の発しているエネルギーに無意識的に反応します。疲れきっている時は、落ち着くように努めましょう。気が散っている時、集中できない時は、積極的になってみましょう。相手に良い印象を与えるだけでなく、自分の気分にも影響します。

反応をコントロールする

怒りっぽくて傲慢で短気な人より、温かくて熱意や自信がある人に、人は惹きつけられます。どんなことが起こっても、それに対する反応を自分でコントロールできていれば、相手に与える印象は良いです。

言葉や態度に一貫性を持つ

言葉選び、トーンや話し方、ボディランゲージ、すべてが同じメッセージを発するように気をつけましょう。メッセージに一貫性が無いと相手は離れ、一貫性があればわかりやすく信頼されます。

感覚的な言葉を使う

相手の感覚を呼び起こし、自分のイメージと合わせて、相手にぶつけましょう。どんな時もできるだけ、自分の言いたいことに、視覚的イメージ、音、感触、動き、感情を加えて説明しましょう。

興味と好奇心を持ち、心を開いて接する

相手が話をしている時に、きちんと聞いて話を続けてもらえれば、相手はあなたのことを気に入るはずです。相手に興味を持ち、心を開いて、相手の想像力を刺激する質問をすれば、会話は弾みます。

自分のスタイルを見つける

自分がどんな人間かを表現し、言いたいことが伝わるような、自分らしいスタイルを見つけましょう。外見や格好、見た目全体がメッセージを伝えると思ってください。

言いたいことを準備しておく

自分の言いたいことをきちんと準備して覚えておけば、自分のやっていることや言いたいこと、どうしてそれが大事なのかを、簡潔かつ雄弁に伝えることができます。営業トークのようなものではなく、魅力的でよく練られたちょっとしたプレゼンだと考えましょう。

このようなテクニックを駆使すれば、素晴らしい第一印象を与えることができるはずです。

最後に

すべての人との関係を、今までで一番大事なもののように扱ってみましょう。もしかしたら、本当にそうなるかもしれません。

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2015年6月16日 (火)

強い心を維持する-快適空間を創造する植物性除菌型消臭液(PCK)

いつでも強い心を維持するためのトレーニングとは?

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どんな逆境に追い込まれたとしても、強い心を維持し、明るく前向きでいられる人がいます。そういう人が近くにいると、こちらも勇気づけられ、元気が湧いてくるもの。それに対し、そばにいるのが弱気でマイナス思考の人だと、不安や憂うつ感が相手から伝わり、心が疲れてしまいます。

問題は、まじめで勤勉な人ほど多くのストレスを感じ、未来に不安を抱き、不満やイライラを感じ、人によっては抑うつ傾向になってしまうということ。しかしその解決策として、『なぜ、一流の人は不安でも強気でいられるのか? 希望をつくるレジリエンス・トレーニング』(久世浩司著、SBクリエイティブ)の著者は次の3つの力を身につければいいとしています。

1.逆境に負けない「レジリエンス」
2.不安定な状況でも、見通しが立つ力「ウェイパワー」
3.困難があっても、最後までやり遂げる意思の力「ウィルパワー」 (「はじめに」より)

これらは、一流といわれる人であれば必ず持っていると著者はいいます。どんな状況でも強気でいられる人材に変わるためには、この3つを高める決心をし、これらを鍛える習慣をつければいいとも。でも、そのひとつひとつはどのようなものなのでしょうか?

逆境でも強気でいられる「レジリエンス」とは?

レジリエンスとは、「逆境や困難、強いストレスに直面したときに適応する精神力と心理的プロセス」と定義されるのだそうです。いわば、「逆境力」というべき力。心が折れやすい人が増えている社会においてはレジリエンスが重要であると考えられており、その力が発揮されるまでにはおもに3つの段階があるのだとか。

1. ストレスや失敗、逆境後に精神を深く落ち込ませない「底打ち」
2. 落ち込んだ気持ちをスムーズに元の状態に回復させる「立ちなおり」
3. 困難を乗り越えた経験を振り返り、意味を学ぶ「教訓化」 (33ページより)

では、これらをどう乗り越えればいいのか? まず「底打ち」の時点で重要なのは、ネガティブ思考をその日のうちに断ち切る習慣をつけることだと著者は主張しています。活力に満ちた1日を迎える秘訣は朝の目ざめの質にかかっているため、ネガティブ感情を断ち切るためのアクションを行ない、気持ちをリセットして安眠・熟睡態勢を確保する習慣をつけるということ。

「立ちなおり」について意識すべきは、気持ちの立ちなおりを加速させる精神的な筋肉というべき「レジリエンス・マッスル」を鍛える習慣。そして3つ目は、多忙な毎日でも時折り立ち止まり、振り返りの時間を持つ習慣。これらの習慣がレジリエンスを高め、ハードワークでの心の疲労を防いでくれるのだということです。そしてそれは、逆境に直面しても強気でいられるように変わるための秘訣でもあるのだといいます。(18ページより)

「ウェイパワー」で目標への道筋をつくる

ウェイパワーは、ゴールに到達するための道筋を考える思考の力。「見通し力」といい換えることもでき、つまり見通しが強まれば、より高い希望を持って前進できるというわけです。ウェイパワーを鍛えるには、普段の仕事で次の3つの方法を訓練すべきだと著者。

1. 目標設定と細分化:目標を持つだけでなく、遠くのゴールまでの「道しるべ」を設定すること。
2. 障害予測:目標達成の道では、思い通りにいかないこともあるもの。ポジティブなことだけを考えるのではなく、事前に困難を予測して失敗のリスクを下げることもまた大切だということです。
3. 見通しのシミュレーション:文字どおり、見通しをビジュアルで思考すること。 (以上91ページより)

ウェイパワーが目標に到達するための道筋を考える思考力であるなら、見通しが広がれば、高い希望を持って前進することが可能になるはずです。ゴールまでの道筋を複数持つことが、達成の可能性を高めるということ。

しかしウェイパワーを強くするには、目標設定をする習慣を持つことが大切。特に目的を見失うと、意欲とやりがいが減退するリスクがあるので注意が必要だと著者は記しています。

加えて大切なのは、見通しを立てるうえで楽観的になりすぎず、「逆境予測」をすること。すべてが予想どおりにうまくいって楽観視すると「ポジティブ幻想」の罠にはまることがあるので、目標を立てて細分化したあとは、「うまくいかない可能性」やリスクの予測を事前に行ない、その問題を乗り越える複数の道筋を考えるべきだという考え方です。(90ページより)

目標達成に効く力「ウィルパワー」

不安でも強気でいられる希望力を高めるために重要なのが、仕事を通じてウィルパワー(Will Power)を鍛えること。ウィルパワーの高さは、学校での成績、仕事でのリーダーシップ、収入レベル、結婚相手との関係性や心身の健康、そしてレジリエンスとも相関関係があるといわれているのだとか。

逆にウィルパワーが弱ってしまうと、自制心が発揮できず、過食や過飲、暴力やギャンブルなどのネガティブな行為に走りやすくなるのだそうです。つまりウィルパワーは、目標に向けてなにかを成し遂げる前向きな力だけではなく、目標までの道筋にある「誘惑」に負けない自己コントロール力も含まれているということ。

そしてウィルパワーを強化するためには、筋肉を鍛えるのと同じように、訓練すること、そして休息をとって回復させることのバランスが大切。そのコツとなる3つの方法は、次のとおりだそうです。

1.小さな挑戦を2週間実行すること
2.スポーツや運動を行なう習慣を持つこと
3.充分な睡眠をとること (170ページより)

こうした小さな試みが、大きな意思力の違いを生み出すということです。(150ページより)

本書ではさらに詳しく、これらのトレーニングについて解説がなされています。そのどれもが実践的で、しかも難しくはないなので、結果的には不安を希望に置き換えることができるかもしれません。

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2015年6月15日 (月)

失敗を恐れない-日本一のハツラツ社員感動企業を目指すアイ・タックル

失敗を恐れる気持ちに打ち勝つ方法

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誰にでも冒険家や起業家や小説家など、理想の職業を目指してみたい気持ちがあります。でも、いざ目標や夢を追いかけるとなると、怖くて冒険できないことが多いものです。

フリーランスとして、ウェブサービスNudgeの運営を始める前は、9時から5時のオフィスワークをやめることに大変な不安がありました。夢を追いかけるチャンスに出くわすたびに見送っていました。

不安は、ただ頑張れば乗り越えられるというものではありません。お金を使っても解決できません。人にゆだねても避けられません。だから、もう少し深く掘り下げて、なぜ、人は挑戦することが不安で尻込みしてしまうのかを理解し、その克服方法を共有したいと思いました。

人はなぜ失敗を恐れるのか

人が恐れるのは失敗すること自体ではなく、無収入になるとか、恥をかくかもしれないというような、失敗に伴い発生するネガティブな結果です。

数年前、私はチャンスが巡ってくると、これがもしうまくいかなかったらどうする、と自分にいつも問いかけて、あらゆるネガティブな可能性で頭をいっぱいにしていました。最善の選択は安定した仕事だという結論に達して、現在の仕事にとどまることに甘んじていました。

不幸にして、我々人間はネガティブなことばかり考える習性があります。これは、心理学で「ネガティブ・バイアス(否定的偏向)」と呼ばれるものです。

QuoraのサイトでJames Altucher氏が説明するところによると、

もし人間がジャングルの中にいて、右にライオン、左にリンゴの木が見えたら、リンゴの木は無視して全速力で走ってライオンから逃げるでしょう。

このような行動は、生きるための本能として祖先から受け継いでいるものであり、現代ではもう必要無いのですが(毎日猛獣に食べられないように逃げる必要のない時代ですから)、40万年かけて進化したものを無くすには長い歳月がかかります。

脳の中ではネガティブな情報の方が重要視されるという事実は、オハイオ州立大学で行われた実験によっても裏付けられました。被験者に具体的な感情を抱かせるとあらかじめわかっている絵を何枚か見せて、その反応を測定するという実験です。スポーツカーやおいしそうな食べ物を見せてポジティブな感情を、フォークやテーブルクロスを見せることで中立的な感情を、最後は怪我をした顔やペットの死骸を見せてネガティブな感情を測定しました。

その結果、ネガティブな絵にどの被験者も一番強く反応することがわかり、人の感情は、悲観的な画像やニュースに強く影響を受けることが証明されました。新聞やニュース番組が、ネガティブな話をこれほど多く報道するのはそういう理由からなのです。

不安は物事の決定にどのような影響を与えるか

失敗することの不安、自分の欠点に関する不安、誤った決断をするかもしれない不安、そして他人が自分をどう思うかという不安は、すべて決断に影響を与えます。

こうした不安をつかさどる脳の部分は「爬虫類脳」として知られています。それは脳のもっとも古い部分で、「生存」という人類の進化に関わる欲求に根差しており、ストレス度や危険度の高い状況において、闘争するか逃避するか、それとも動かずにいるかを決定しています。「恐れは退行を促す」とエモリー大学の神経経済学者であるGregory Berns氏はニューヨーク・タイムズ紙で説明しています。「それは進歩の対局にあるものです。新しいアイデアが1番必要なときに限って、誰もが不安にとらわれてしまい、手にしたものを失わないようにしようとします」

「神経科学が示しているのは、脳の不安システムが稼働していると、冒険やリスクを取ることができなくなること」とBerns氏は結論付けています。

私たちは日常的に命の危険にさらされているわけではありませんが、それでも根本的な恐怖への本能が、自分の決断がもたらす可能性についてどう考えるかコントロールしているのです。

そのため、冒険の旅に出かけることを考えていても、新しい出会い、記憶に残る体験、世界観の広がり、といったあらゆる素晴らしいポジティブなことを考える代わりに、費用のことや、帰ってきても仕事が無いかもしれない可能性、ホームシックになるかも、ということばかり考えてしまうかもしれません。

同じことが、ほとんどの夢や目標に関しても当てはまります。最後はポジティブなことがネガティブなことを上回るかもしれませんが、ネガティブな考えをやり過ごして、自分が本当に望む決断に全力を傾けるのは大変かもしれません。

3つの戦略で不安を乗り越える

進化論的観点から言うと、私たちは難しい決断に直面すると、考えるより行動するようになっているのかもしれません。しかし、爬虫類脳をうまくだまして、チャンスを逃さないようにする方法がいくつかあります。

1. 失敗に関する思い込みを変える

James Dyson卿は世界で最も成功した発明家の1人ですが、彼は自分の人生を「失敗だらけの人生」と称しています。

ABCラジオのインタビューで、彼は最初のダイソン電気掃除機の試作品を作っていたときは5126回も失敗した後に、やっと成功したと話していました。

James Dyson卿の物語で強調されているように、失敗は一巻の終わりではありません。それは、物語の一部なのです。そして、ときには、失敗はネガティブでなくポジティブなことと見なされるべきなのです。失敗に関する思い込みを変えることで、失敗が怖くなくなります。結局のところ、いつの時代も偉大な人間ほど失敗することも多いのです。

私はバスケットボール選手になってから9000回以上のシュートを失敗しました。300回も試合に負けました。試合の勝敗の決め手となるシュートをするはずだと信頼されていながら、失敗したことが26回もあります。人生で何度も何度も繰り返し失敗してきました。それがあったからこそ今の成功があるのです。 ―マイケル・ジョーダン

2. 指導者を見つける

人生に指導者を持つと、素晴らしい助けを得られます。

探しているのが、ビジネスを立ち上げるときの指導者になってくれる人であろうと、初めて映画の台本を書こうとしているとき勇気をくれる人であろうと、はたまた、世界を旅することを奨励してくれる人であろうと、必ずあなたを導き、やりたいことを始める手助けをしてくれる人はいます。指導者の素晴らしいところは、どの人もどこかの時点で恐れと戦ったことのある人であり、恐れを乗り越える助けになってくれることです。

3. 夢を細分化してみる

David Taylor氏はその著書『The Naked Leader』で、大変シンプルなことを言っています。「自分は失敗しないと想像してみてください。どんな人間になっているでしょうか。どこにいくのでしょうか。そして何をするのでしょうか。」

失敗することを考えないようにしたら、人生から得たいものを正確に判断できます。少し時間をかけて、くつろいだ気持ちで、もっとおおらかに考えてみてください。どんな夢を追いかけたいですか? そしてもし失敗しないとしたら、何をしますか?

こうした質問の答えがわかったら、自分の夢を、今実現できそうなものに変えてみてください。そうすると不安が小さくなっているのに気付くはずです。

「もしあなたの目標が『ビジネスを始めること』であるなら、それを『経営者にインタビューしてみる』に変えてみましょう。それならずっととっつきやすく見えます。夢を細分化すると、夢の実現途中の段階はそれほど怖いものでなくなります」

自分の不安の根本原因を認識する

一歩引いて自問してみましょう。「自分は本当は何を恐れているのだろう」と。

「失敗」とはかなり曖昧な言葉であり、失敗を恐れる気持ちの根本原因はもっと具体的であることが多いものです。たとえば、

私が自分の不安を分析してみたところ、お金のことを心配していたことがわかりました。そのころは給料に満足しており、今後も生活を楽しみ、請求書を払えるぐらい十分なお金が欲しかったのです。

自分がなぜ不安なのかわかったので、問題を打開する活路を見つけることができました。不安の根本原因を認識すれば、あなたにも同じことができるようになるでしょう。

世界を旅することであろうと、今の仕事を辞めて新しいビジネスを立ち上げることであろうと、大きな夢を追いかけることであろうと、何か大きなことをするためにはそれと同じぐらい大きな不安を乗り越えなければなりません。

なぜ不安なのかを理解することで、自分の望む人生に向けた第一歩を踏み出せます。

なにも恐れることはありません。

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2015年6月14日 (日)

渋滞の切り抜け-父の日は至高のトマトジュース「ロゾリオ」をプレゼント

アリによる渋滞の切り抜け方。エゴをなくすと人生はどう変わるか。

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誰にとっても悪夢のように恐ろしいもの、それが渋滞です。車線の数に対して多すぎる車が、延々と進むなか、車は減るどころか増える一方です。

ソロモン王が「なまけ者よ。アリのところへ行き、そのやり方を見て、知恵を得よ。」という言葉を残したとき、彼が未来の高速道路の大混乱の様子をすでに予想していたなんて、誰が想像したでしょうか。

アリの行進の方が、私たちの運転よりも優れていることがわかっています。彼らの歩き方は、私たちの運転を改善するための貴重なヒントを与えてくれます。

NPRラジオによると、ドイツとインドによる研究で、アプルヴァ・ナガル氏がある関連性を発見しました。移動するアリたちは、行列をつくるアリの数に関わらず、歩行スピードを一定に維持することができるのです。つまり、ラッシュアワーにおいても、アリの進行はスムーズなままだというのです。

インド宇宙科学技術大学の自然科学者であるナガル教授は、アリの交通量が増えても、移動に問題がない3つの理由を挙げています。

まず、アリにはエゴがないということです。彼らは自分が1番になる必要がなく、目立つ必要もなければ、他のアリが自分より前に来ても個人攻撃とは捉えません。

2つ目に、彼らは衝突事故を気にしません。もちろん、複数のアリが集まれば速度が落ちることもあります。しかし、小さな衝突があっても、彼らの進み具合にはほとんど影響しません。アリたちはただ前進を続けるだけです。言うまでもなく、人間たちはどんなにささいな衝突であっても我慢することができず、それは、法が許そうが許すまいが関係ありません。

3つ目の理由は、アリの集団は、大きくなるにつれて、より速度が一定になり、制御されることです。人間のドライバーたちが、ブレーキやアクセルを踏んで、割り込んだり、列から外れたりするのと対照的に、アリたちは安全で調和のとれた交通文化を作り上げるのです。

アリの行動を、我々の運転や交通パターンに適用できる範囲は限られているとはいえ、ナガル教授の意見には生活の質を改善するためのヒントがあります。

エゴをなくそう

誰かがエゴを貫くことにやっきになっている場面を見たことがありますか? たとえば、のろのろと運転している車の後ろになってしまったドライバーが、どうにかして追い越そうとチャンスを狙っているシーンです。もしそのチャンスを得られたとしても、たいていは、次の車の後ろでまた突っかかっているか、赤信号につかまったりしてすぐ追いつかれます。

あるいは、注目されたい、盛り上げ役でないと気が済まない人はどうでしょう。本人は人気者だと思っているかもしれませんが、周りの人たちの表情を見ると、話が違ってくる、というのはよくあることです。

他人と比較して自分を順位づけたり、自己顕示欲を満たすことをやめれば、自分の居場所をより快適に感じられ、物事をより効率的に進めることができます。

次のような質問を自分に問いかければ、これは意外なほど簡単にできます。

こんな話も聞いたことがあります。

小さいことに労力をかけてはいけない。それらのほとんどは取るに足らないことなんだから。

おもちゃが真新しいほど、傷がつけば、その輝きが失われた気がして、気持ちが急速に色あせていくのがよくわかります。それは、私たちの問題であるエゴと結びついているので、当然のことでしょう。

そしてこれは車のことだけではありません。人間は、ゆるい糸であれ、傾いた絵であれ、煩わしいささくれであれ、直すべき欠陥をいつも探しています。99%完璧であればなお、残りの1%が耐え難くなり、すべてをダメにしているように感じてしまいます。

そうなったら、次の質問リストの出番です。

注意すべきタイミング

緊張が高まると、私たちは出口を探し始めます。しかし、もしかしたら私たちが探すべきものは、入口なのかもしれません。アリが、交通量が増えるにしたがってより規則正しくなるのと同じように。

ストレスや緊張が高まると、私たちの体は対応するための準備を始めます。直面する問題を自覚し、神経を尖らせるとき、私たちはかつてない成功を収める場合があります。手元にある仕事を片付けるだけではなく、より大きな障害を乗り越える能力を高めることができるのです。

これはwin-winの効果です。

私たちは、障害を邪魔者として捉えるのをやめ、自己改善の機会であるというように、見解を変える必要があります。

結局のところ、困難な状況に対応することのメリットとは何でしょう。障害がない方がずっと早く先に進めます。しかし、そこで私たちは何を達成できるのでしょう。

人生とは、障害物だらけの道の中で、もっとも素晴らしいものではないでしょうか。

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2015年6月13日 (土)

超生産的-まだまだ生産的活動ができるWindows7のリニューアルパソコンをどうぞ

超生産的になり、望み通りの人生を生きる秘訣

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超生産的になる最善にしてもっとも効率の良い方法は、仕事であれ私生活であれ、まず自分にとって一番大切なことを優先して、それに全力を注ぐことです。

これを実行するのは口で言うほど簡単ではありませんが、やってやれないことでもありません。しかし、成功と幸福感に恵まれた人生を歩みたいなら、自分にとっての優先事項を認識し始めることは必須です。

自分の優先事項が何かはもうわかっていると思うかもしれませんが、本当にわかっていますか? 自分の最優先事項は家族だと言いながら、友達と交流したり、買い物やゴルフに出かけることにもずいぶんと時間を使っています。

自分の望み通りの人生を生きるため、優先することに全力投球する方法をご紹介します。

1.時間の多くをどこに使っているか確認する

自分が優先するべきことははっきりわかっていると思っていて、実はそうでない人はたくさんいます。何が優先事項で何がそうでないかどうやってわかるのでしょうか。

まず、毎日の時間の使い方の棚おろしから始めてください。もし自分の優先事項は健康だと思っているのに、食事を抜いたり、睡眠不足だったり、エクササイズの頻度が低いようなら、健康はその人にとって優先事項ではないということになります。言葉より行動の方が雄弁であるということを忘れないでください。

2.自分の優先事項は何かを認識する

自分を棚卸した結果をリストにして、実際に毎日していることと比べてみましょう。リスト内容と現実が一致していますか? 一致していないようなら、努力が必要です。自分の生活と愛する人たちの生活を成立させ、気にかけるようにする努力です。

根気強く自分の優先事項を認識する努力をして、プロセスをはしょらないでください。生活に喜びをもたらすものは何でしょう。人生に役立つものは何でしょう。そして人生で一番意味のあることは何でしょう。これで自分の優先事項が明らかになります。そうなったら、そうした優先事項に全力を注ぎましょう。自分がすることを常に意識して、あるべきところに優先事項があるようにしましょう。

3.一番大切なことに集中する

人生は思っているほど複雑でも多忙でもありません。自分の人生のためにならないことをすると、本当に大切なことに時間を充てられなくなります。無意識にただ生きるのはやめて、人生を通して成長しましょう。

生産的であるということはたくさんのことを粗末にやることではありません。少数のことを立派にやることです。それが家族であろうと、仕事であろうと、他の何であろうと、人生に一番の喜びをもたらす選び抜いた少数のことに集中して、しっかりとやりましょう。

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2015年6月12日 (金)

人前で話す-作物が甘くなる農業サプリメント~ステビア・ワンダーA

仕事のプレゼン、結婚式のスピーチなど人前で話すときに自信が持てるたった2つのポイント

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大人になっていくと、否が応でも人前で話さなくてはいけない機会って増えますよね。仕事でプレゼンとしないといけなかったり、友達の結婚式でスピーチを頼まれると緊張で夜も眠れないくらいプレッシャーになってしまう、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。人前で話すときに自信が持てるためには、たった2つのポイントを抑えるだけで良いのです。2つのポイントをまとめてみました。

大事なのは、話す内容よりも態度

よく言われることですが、「ゆっくり、堂々と」話すのと「焦って早口で小声で」話すのでは聞き手の印象が全く違います。スピーチの内容を全部覚えている人なんてほとんどいません。テレビのアナウンサーなどをイメージしてもらうと分かりやすいと思いますが、話した内容よりも、「着ているファッション」や「表情やメイク」の方に印象が強く残っていませんか? どのニュースを誰が話したかよりも、太った、痩せた、髪が薄くなった、老けたなどといった外見の印象の方が記憶に残っているかもしれません。

堂々と背筋を伸ばして、いかにもスピーチに慣れているような態度で臨むと、聞く方はその印象が強く残るもの。何を話そう、と考えて焦るよりも姿勢よく、聞く人達の顔をゆっくり見回して一人ひとりに向けて会話をするように話すことを意識してみましょう。

また、一度に多くの情報を話そうとしないことも大事です。伝えたい話題を絞って丁寧に話す方が印象はぐっと良くなります。目新しいことを話そうとするよりも、本当に伝えたいことを絞り込んで、それを伝えるときには自分ではゆっくり過ぎるくらいのペースで話すと伝わりやすいです。

唇ブルブル体操を日々の日課にする

スピーチをする際に声って重要ですよね。よく通る美声だと同じ内容をしゃべっていても3割増し、いえ、5割増しくらいに聞こえたりします。声って実は話し方のクセを直すと改善できる要素が強いのです。声が通らないことにコンプレックスを持っているのであれば、自分でできるトレーニングで簡単に改善できますよ。

歌手や役者さん、アナウンサーの方などがボイストレーニングに使う「唇ブルブル体操」を知っていますか?

腹式呼吸を使って、「ブルブルブルブル」と声だしながら唇を呼吸の振動でブルブルさせる練習法です。普段意識して腹式呼吸をしていない人は唇をブルブルさせるという動きがわからず「ブルブルブッ」くらいの短さしか続けられないかもしれません。こうなってしまうのは、お腹からではなく喉から声を出してしまっている証拠です。長時間話すと喉が嗄れてしまったりするのはお腹から声が出ていないからかもしれません。ブルブル体操に慣れると、唇を動かそうとしなくても腹筋への意識だけでブルブル体操が続けられるようになります。この唇ブルブル体操をマスターできると、声が通らなくて小さな声しか出ないという悩みがなくなり、長時間発声しても疲れなくなるんだそうです。

興味のある方はネットで「唇ブルブル体操」を検索!動画でマスターしてみましょう。

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2015年6月11日 (木)

肩の力が抜けてくる?-とまとの森の根強い人気商品~減塩トマトケチャップ~味が秀逸

肩の力が抜けてくる。心理学が証明した面白い14の事実

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ストレスを感じていますか?もっとハッピーに、気楽に、自由に考えるための秘訣を知りたくないでしょうか?人間の精神状態はとても複雑かつ深いものなので、もちろん簡単にはストレスを減らすことはできないかもしれませんが、気分を落ち込ませるイヤなことを振り払うために、毎日できるちょっとしたコツが実際にいくつかあるのです。

あなたの個人的な問題解決にはならないかもしれませんが、あともう少し他人を理解できる助けにはなるかもしれません。長い目で見れば、こうしたちょっとした新たな知識が、結局、役に立つことになるのでしょう。

1. 人に目標を話すと、たいてい達成できない。

1930年代から、この現象については研究されていて、何度も証明されています。ジンクスめいたものかもしれませんが、それでも実証されているということは何か心理的に作用するものがあるようです。

2. 賢い人たちは自分のことを控えめに評価し、無知な者ほど自分はすばらしいと思いたがる傾向にある。

博識になればなるほど、自分が間違っているかもしれないということも含めて、さまざまなことに気がつく可能性が高くなります。無知なものは自分の能力を正しく評価できないため、傲慢な態度になりがちです。

どんな人でもそのときの状況によって、自分の知性についてやけに自信があったり、なくなったりするものですが、いずれにしても過度に自信過剰であるとトラブルの原因となります。

3. 自分の思いや意思決定を母国語でない言語で考えたり、しゃべったりすると、より理性的な考えができる。

シカゴ大学の研究によると、韓国の交換留学生たちは、得た情報をまず英語に翻訳すると、先入観にとらわれない理性的な意思決定ができるといいます。これは、翻訳するときに、意識的にじっくりとひとつひとつの単語を考えるため、より冷静な解釈にたどりつくからかもしれません。もし、自分が理性的に考えていないのでは思うなら、高校で習った言語は忘れて、外国語で考えてみて役にたつかどうか見てみるといいでしょう。

4. 人は何かを思い出すとき、それが正しくあろうとなかろうと、最後に刻んだ記憶のみを思い出す。

これは少々信じがたいことかもしれませんが、人の記憶は時間とともに歪んでいくものです。自分自身と長期の伝言ゲームをしているようなものなのです。

5.現代の子供は、1950年代の平均的な精神病患者よりも、ストレスに苛まれている。

1950年代にだってたくさんの問題はあったが、学校にあがる前にオーディションを受けるような子供はほとんどいませんでした。現代に生きる我々は、心の健康や病に関する知識が豊富なので、こっそり忍び寄る諸問題を早めに診断することがより簡単になりました。にもかかわらず、子供のストレスは加速度を増して高まってきています。

6. 18歳から33歳がもっともストレスを感じている。

勉学に取り組み、仕事口を見つけて、フルタイムの仕事を始める。こうしたことが複雑に絡み合うと、結果的に大きなストレスになります。誰もが社会福祉制度を受けられないというような事実も一緒に考えると、最悪の人生になります。

7. 音楽はあなたのものの見方を変えてくれることがある。

生涯で出会う音楽は、たとえ自分では気がつかなくても、物事の受け止め方を劇的に変えてしまうことがあります。どうして、映画音楽があれほど注目されるのか考えてみたことがあるでしょうか? だまされたと思って、あなたのお気に入りの映画から音楽を消したり、同じシーンに違う音楽を流してみてください。見方が変わるのがすぐにわかるでしょう。

8. お気に入りの曲は、感情的な出来事とつながっているらしい。

音楽があなたの知覚を変えられるように、特別な曲は過去の時間へとあなたを引き戻すことがあります。聴いただけで、最初にその曲を聴いたときの感情を思い出させてくれます。もちろん、違う場面で聴けば、そうした連想は色褪せるかもしれません。

9. 実際にお金で幸せが買えることもある。

これは本当です。お金に困っている人は、当然ストレスをより多く感じています。貧乏な人が、お金で幸せは買えないと言うのを聞いたことがないでしょうか? 年収が800万円〜1000万円の人は、たとえもっと稼ぐことができても、それほど幸せのレベルに変化はないそうです。自分で食べることができて、住む家があって、お金が出ていくのを心配しなくて済むなら、基本的にその人は幸せなのでしょう。

10. 人のためにお金を使うと、幸せになれる。

自分のためだけの買い物は、ひとりで飲んでいるときのようにときに虚しい幸せですが、誰かのために贈り物を買うときは、自分もハッピーになることができます。見境なく金を使えと言っているわけではありませんが、誰かにプレゼントを買うことは自分へのご褒美でもあるのです。

11. なにかを経験するためにお金を使うことは、物を買うよりも幸せになれる。

なにかわくわくすることをしたり、見たりするのは、ただ単に物を買うよりもいい思い出を作ることができます。そのことについて語ったりすることが増え、どこかへ行ってなにかをすることは、単に物を得ることよりも充実感が増すのです。

12. 瞑想や祈りはストレスをはねのける。

なにも特別になにかの宗教の信者になる必要はありません。研究によると、習慣的に静かに座るだけでいいのだといいます。そんな時間はないかもしれませんが、テレビの前でだらだらしたくなったら、ゆっくりと呼吸をして、しばらく心を空っぽにしてみましょう。

13. たとえ眠れなくても、よく寝たと脳に思い込ませることができる。

何度か深呼吸をして、昨夜、いかにぐっすり眠たかを考えてみます。よく眠れたと脳に思い込ませることができれば、少しエネルギーが出てくるでしょう。これはプラシーボ睡眠というが、実際に眠らないための常習的な口実として使ってはいけません。体は睡眠を欲しているのですから。

14. 楽しい人たちに囲まれていると、自分も幸せになれる。

不機嫌な友だちがひとりいたら、すべてが楽しくなくなってしまいます。そんな友だちとつきあったら、どんな気分になるか、もうわかるでしょう? なにごとにも前向きで不満のない人と一緒に過ごせば、相乗効果であなたの気分も高まります。だから、ネガティブな友人にならないように気をつけましょう。

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2015年6月10日 (水)

集中を見い出す18分-バッテリーもリサイクルして資源を大切に

集中を見い出すための18分デイリープラン

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1日の計画を立てるためのアプローチは無数に存在します。ToDoリストをポストイットに書き写したり、1日2回の優先順位のチェックを儀式化したり、早朝4時に起床して運動、リラックスタイムを過ごしてから5、6時間仕事するなど、方法はいろいろ。

ブログFarnam StreetのShane Parrish氏が紹介するアイデアはもっとシンプルです。彼は、自分の時間を管理し1日のうちで集中を高めるための基本となる「18分デイリープラン」について述べています。これはHarvard Business ReviewのライターであるPeter Bregman氏が提唱したアイデアで、要旨は次のとおりです:

ステップ1(5分):朝の時間
Bregman氏は、前夜もしくは朝のうちに前もって計画を立てることを推奨しています。パソコンの電源を入れる前に、ToDoリストを手に取り座って、「今日は何をすれば大きな成果が挙げられるか」を決定しましょう。それからその項目をリストから取り出し、1日のスケジュールに組み込むのです。「必ず、3日間のうちにリストにある項目全てをカレンダーに組み込むか、さもなければリストから除外してください」と彼は述べています。

ステップ2(1時間に1分×8時間):軌道修正
作業を中断することは、軌道修正に役立つものもあります。時計や電話などで、1時間ごとに鳴るアラームをかけてから、スケジュールにリストアップされた仕事を始めましょう。アラームが聞こえたら、直前の1時間を生産的に過ごせたか自問しましょう。それからスケジュールを見て、次の1時間の使い方を意識しながら慎重に仕事をするのです。

ステップ3(5分):夜の時間
「一日の終わりにはパソコンの電源を切って、その日をどのように過ごしたか振り返りましょう。」そして、次の3つの問いを自問してみましょう:どういう1日だったか? 自分は今日何を学んだか? 誰と関わりを持ったか?

ステップ1(5分):朝の時間
ステップ2(1時間に1分×8時間):軌道修正
ステップ3(5分):夜の時間

Bregman氏の18分プランの見事なところは、簡単で明瞭であることです。一日の始まり、途中、そして就寝前にチェックして、意図的な組み直しを行うのです。さらに、この毎時間ごとの作業によって、避けられない気晴らし時間(Youtubeなど)をコントロールできるのです。

しかし、大きな問題もあります。時間の調整に全力を注いでいるが、集中すべき対象はどのように判断したらよいのでしょうか? 何百通ものメール、ソーシャルメディアの投稿、アラート、通知、分刻みに注意を喚起する音など。刺激が多すぎる環境の中で、自分のエネルギーをどこに向けるべきなのでしょうか?

1日が始まる前、もしくは1日を終えて検討を行っているときは、何を優先すべきか、もしくは何がうまくいったか、自問すればよいでしょう。しかし、日々の選択が広い視野で見ても正しいかどうか、どのように確認したらよいのでしょうか?

Bregman氏はFox Businessのインタビュー中で、人生における集中を確立するための3ステップの概要を述べています:

個人的な休暇を1日取って、自分の時間を何に使うべきか、現在自分は何に集中していて、本当は何に集中すべきかについて考えを巡らせましょう。集中すべきことを知ったら、その集中を持続させねばなりません。集中を持続させるには、自分が賛成しようとしている物事および反対しようとしている物事について、強い信念を持ち、慎重かつ計画的である必要があります。つぎに、それを守ることです。ずっと次のことを意識し続けなければなりません。「私はいつも、自分にとって最も重要な物事を行うために時間を取っているのだ」と。

毎日の18分作業以外に、1ヶ月に1回もしくは1週間に1回でなくとも、1年に数回でも時間を取って、実際に自分の集中のありかを見定めることができれば、最大限の成功への準備は完了です。

Sam Spurlin氏は99Uで以下のように書いています。

「集中(focus)」はコツや豆知識というよりも、宇宙で最も乏しい資源である、注意力を確実に配分するという要素が強いです。ある意味、注意力は自分が何者で、世の中で自分が欲しいものは何かということに密接に関わっています。人間が一生で処理できる情報量を食い荒らす不必要な作業や要求を除去することで、集中が可能となるのです。集中によって、私たちは他人の役に立ったり、世界にわずかでも美をもたらしたり、重要な問題を解決したりして、自分がこの地球に存在するのは何か価値あることをするためだと感じられるのです。

1日を通して計画を立て続けることで、自分の時間をどのように使いたいか、終始意識しましょう。ただし、自分は本当は何のために存在するのか、その目標のために自分は何ができるのか、絶えず自問することも忘れてはいけません。

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2015年6月 9日 (火)

週末の習慣-生分解する洗剤「ジョキンメイト」は環境に配慮しています

大成功を収めている人が実行している週末の習慣5つ

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成功している人の日常の習慣については、書籍やブログ記事などで数多く見かけます。たとえば、早起きする、ヘルシーな朝食を摂る、1日の終わりにはPCを開かないなどがありますが、そんな彼らは金曜の夜から月曜の朝の間には何をしているのでしょうか? 働き続けているのでしょうか? それとも完全なオフを過ごしているのでしょうか?

大成功を収めている方に週末をどのように過ごしているのか尋ねたところ、素晴らしいアドバイスをしてくれました。

1.平日の生活リズムを保つ

平日は5:30に起床し、ジョギングに出かけてから朝食を摂っているのなら、週末も同じようにしましょう。たとえジョギングをしなかったとしても、毎日同じ時間に起床することで身体はリズムを崩すことなく、必要な休息をとれています。

2.スケジュールを立てる

週末はもちろんゆっくりするための時間ですが、スケジュールをたてれば、より有意義に過ごせます。何をしようか考えているうちに週末を無駄にしてしまうのは最悪です。平日のうちにやりたいことをいくつか決めておきましょう。

3.重要なものごとの遅れを取り戻す

ビジネスで成功している人は、起きている時間のすべてを仕事に費やしているわけではありません。彼らは週末には家族や友人と団らんしたり、運動や家事を行ったりします。仕事は大事ですが、家族や自分の健康も同様です。週末にはこういったことを優先して、仕事と家庭のバランスを取りましょう。

4.休息をとる

瞑想、ハイキング、洗車、映画を見るなどして休息しましょう。リラックスして仕事を忘れるには、娯楽を楽しむのが非常に効果的です。成功している人は毎日24時間100%の力で稼働することはできないとわかっています。

5.月曜日に備える

月曜を幸先良くスタートできるよう、日曜に週明けのスケジュールを確認して、やるべきことを正確に把握しておきましょう。イベントやミーティング、目標達成に必要な重要事項のリストを作成します。さらに、前の週に達成したことをもとに「達成済み」リストを作成すると、モチベーションが上がり、やる気も湧いてきます。

成功している人は上記の方法を実践して生産的な1週間を送っています。あなたもこれらのアイデアを実行して、平日を実りあるものにしましょう。

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2015年6月 8日 (月)

整理された生活のために-山形でリサイクルトナーといえばアイ・タックル

整理された生活を送るために意識すべき12のこと

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成功しているリーダーや起業家、ビジネスマンは常に多忙な生活を送っています。事業を拡大して会社を新たな高みへと導くたびに、さらに業務が増えてしまう、なんてことも多いでしょう。

このような状況でも成功している人たちは、どうやって生産性を保っているのでしょうか? それは、整理整頓を怠らないことです。生まれながらに整理整頓が上手い人などいません。そこで、整理整頓された生活を送るために必要な12のポイントをご紹介しましょう。

1.朝の時間を整える

毎朝何をするかがその日をどう過ごすかの指標になります。ベッドを整え、服を用意し、健康的な朝食を摂る。仕事の書類はカバンに入れ、携帯電話はいつも充電されている状態にしましょう。

2.時間の使い方を整える

時間は貴重な資源です。時間の使い方に注意することは、仕事をする上で重要な心がけとなります。また、時間の使い方を見直せば自分のやりたいことに充てられる時間も作れます。

3.メールの整理整頓をする

自分に合ったメール管理の方法を見付けましょう。1日3回、各30分と決めたらそれ以外は触らないこと。メールボックスはごちゃごちゃにならないようきちんと整理しましょう。

4.デスクを整理整頓する

「がらくたは滞ったエネルギー」。中英語(11~15世紀に使用された英語)の頃にできたこの言葉は、もともと「凝固する」という意味でした。ものが少なければ散らかすことはなく、探し物を見つける時間も省け、より多くのエネルギーを活用することができます。

5.仕事場の整理整頓をする

整理整頓はデスクだけじゃなく、オフィス全体が気を散らさずに集中できる環境になるよう整えましょう。

6.大切なことの整理整頓をする

整理できている人は重要なことに割く時間を増やすことができます。バランスを取る秘訣は大事なことを犠牲にするのではなく、何が自分にとって大切か位置付けることです。

7.自分のための時間を整える

自己啓発のための特別な時間を毎日作ること。自分を高めるために使う時間はいわば最も生産性の高い時間です。

8.仕事を整える

仕事に関しては規律を守りましょう。何かを始めたら必ず終わらせること。必ず正しく終えられたか確認しましょう。

9.事前に整える

予定の先々まで計画し、できるだけ早めに処理していきましょう。こうすることで、予定外のことが起きた時やギリギリで調整が必要になった時にストレスなく対処することができます。

10.予測を整える

予想外なことが起きた時に慌てずに済むように、想定や期待は現実的な範囲にとどめること。柔軟に対応できるように整えておきましょう。

11.問題解決策を整える

問題について考える時間よりも、解決方法を見いだすことに焦点を当てること。問題には正面から取り組み、最高にシンプルな解決策を見いだせるよう努力しましょう。

12.夜を整える

夜は準備を整えてリラックスした気持ちで過ごし、エネルギーに満ちた状態で明日を迎えられるようにしましょう。整理整頓ができるということは、物事を片付けられるということ。完璧である必要はなく、より効率良くしましょう。そうすることで、ストレスを減らし、身の回りを整え、よどみをなくし、時間を節約し、生活や自分自身を改善することができるでしょう。

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2015年6月 7日 (日)

スマホ近視アプリで改善?-ノロウィルスでいざという時の応急キット「ノロライザー」のご準備を

「スマホ近視」が急増中! 視力回復の「スマホアプリ」は"毒を持って毒を制す"?

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2023年までに近視患者が50%増える?

便利なアプリが日々発表され、一日にスマホを見つめる時間はどんどん伸びています。取引先からも上司からも友達からも家族からも、メールやLINEが飛んでくるのはすべてスマホだし、空き時間のネットサーフィンやゲームもすべてスマホ。スマホ画面を毎日見続けた結果、「スマホ近視」と呼ばれる人たちが増えてきているといいます。

Mailonlineの記事によると、フォーカスクリニックのデビッド・アランビー氏は1997年にスマートフォン(いわゆるPDA機能つき携帯電話)が世に出始めてから約35%近視の患者が増えていると指摘しています。また2023年までには近視患者は50%まで増えるだろうと警告しています。

考えてみれば、毎日起きている時間のほとんどをスマホの画面を見つめることに費やしていないでしょうか。これが視力を急激に落としている原因だとすれば納得するよりほかありません。そして、このスマホが原因で起こるスマホ近視は「ずっと同じ距離でスマホを見つめている」ことが原因らしいのです。

ピントがロックされて視力が落ちるメカニズム

持ち方によって多少変われど、スマホと目の距離はほぼ一定ではないでしょうか。それを一日中見つめているということは、目のピントを合わせる距離がつねに一定になるということになります。これによって、本来は遠くや近くにピントを合わせるために動く目の筋肉が凝ってしまい、スマホ画面までの距離でしかピントが合わなくなってしまうのです。これがいわゆる「スマホ近視」が起こるメカニズムとなります。

メカニズムがわかれば予防するのも比較的簡単になります。アプリの読み込みを待つ時間や、電車内なら駅に到着するたびに少し遠く(5m以上)のものを見る習慣をつけるとよいです。つまり目のピントを合わせる機構を働かせ続けることが大切なのです。

ただ、すでに近視になってしまっている場合、それを回復するのは難しくなります。もちろん、スマホの使用をやめる、あるいは大幅に減らすのが最善の策にはなりますが、それでは仕事などに支障が出てしまいます。

そこで「毒を持って毒を制す」アプリの登場となるのです。視力回復に効果があるというアプリで、目のピント調整機能を鍛える方法をご紹介しましょう。

近視の人は平行法、老眼は交差法

スマホ画面でピント機構を調節するアプリとして一般的なのは、「ステレオグラム」という画像を立体視する方法です。一時期、『マジカルアイ』という名前で話題になり書籍もたくさん出版されていたので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。

ステレオグラムは、2つの画像を「1つの画像として立体的に」見るトレーニングをすることで、目のピントを調節する筋肉を改善するのに役立つと言われています。これを毎日少しずつ続けていくことで、固定されている目のピントを効率的に再訓練することができるのです。ちなみに近視に対しては平行法が有効ですが、老眼には交差法を利用するといいそうです。

まず紹介したいのが「ULTIMEYES」です。開発者によると「単に目の筋肉を鍛えるのではなく、脳の活動を活発化することにより、視覚野に入ってくる情報を効率的に処理できるようにする」ということです。たしかにステレオグラムとは違う不思議な「脳が動いている」感覚が味わえると思います。残念ながら有料アプリですが、興味のある方は試してみるのもよいかもしれません。

また「視力ケア アイトレ3D」は、オーソドックスなステレオグラムを表示して、ピント機構を調整するアプリです。静止画だけではなく動く画像もあり、見ているだけでも面白くなります。平行法と交差法の両方の療法を試せるのも高ポイントです。

最後に「視力回復トレーニング」は、10万ダウンロードされている無料の人気アプリです。シンプルな機能と異なるパターンのトレーニングが人気で、毎日同じ時間にバイブレーションでトレーニング時間をお知らせする機能があり、「続けられる」ことが魅力となっています。ただしステレオグラムの表示機能はありません。

視力回復にもさまざまなアプリがあるとはいえ、もちろん「定期的に目を休めること」はなにより大切です。1時間に2~3分でも、スマホ画面から目を離し、遠くの景色を眺める習慣をつけるようにしたいものです。

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2015年6月 6日 (土)

チームの力の伸ばし方-快適空間を作る植物性除菌型消臭液(PCK)byアイ・タックル

4つの学校を再生した校長先生から学ぶ、「チームの力の伸ばし方」

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『校長先生、企業を救う 4つの学校を再生し、3つの会社のV字回復に貢献した敏腕校長が教える組織再生術』(長野雅弘著、日本実業出版社)の著者は、複数校での校長職を経て、現在は聖徳大学附属取手聖徳女子中学校・高等学校校長、そして聖徳大学児童学部教授を務める人物。

いわば教育のプロフェッショナルであるわけですが、だからこそタイトルを見て不思議に思う方もいらっしゃるでしょう。しかし理由は明確で、つまり、過去に4校もの学校を再建してきた実績が評価され、企業再生をしてほしいという依頼が多くの一般企業から来ているというわけです。

つまり本書では、長きにわたって教育現場で培ってきた組織再生術が明かされているということ。そして確認してみると、そのメソッドが企業経営者のみならず、チームを率いる多くのリーダーにも応用できるものであるということがわかります。

さまざまなケースで応用できそうな第2章「会社のパフォーマンスがみるみるあがる! --長野式 チームの力の伸ばし方」から、要点を抜き出してみましょう。

「やる気」が円滑な人間関係の原動力

組織において、人間関係を円滑にするために大切なのは「やる気」を引き出すこと。学校も会社も、同じベクトルに沿って目的を達成することを目的とした組織。だから「やる気」さえ引き出せれば、あとは円滑な関係を保てるということです

ちなみに、著者がそう考えるのには理由があります。かつて偏差値が低く、評判もよくない学校に校長として赴任した際、「女子学」という講座を柱に据え、学校再建を成功させた経験があるから。演劇などの表現活動を通じて女子生徒の抑圧された精神を解放させ、可能性を引き上げてみせたということ。

結果的には、そこから具体的な目標を見つけた生徒たちはやる気を身につけ、驚異的な進学率が実現したのだとか。つまり、個人が「やる気」を出せる状態をつくれば、自然と集団の目的が達成できるということ。そしてそれは、企業においてもまったく同じ効果を生み出すというわけです。(26ページより)

「心のロウソク=やる気」を失わない組織は強い

以前から著者は、組織運営においては、組織に属する人の「心のロウソク」に火をつけることが重要だと考え続けてきたそうです。人は誰しも、心のなかにロウソクを持っているもの。そしてその火が消えない限り、どのような難題に直面しても、がんばってミッションを完遂しようと考えるものだということ。

たとえば、社員の心のロウソクが燃えていれば、会社は目標に向かって迷わず進めるはず。そして、そのロウソクを燃やす力になるものが「やる気」だということです。組織は、人と人とが寄り集まってつくられているもの。だから、もしも心のロウソクが消えてしまったとしたら、がんばれなくなって当然だというわけです。

なお、このような考え方に基づき、ここでは「心のロウソクを燃やす=やる気を起こさせる」ためのステップが紹介されています。

長野式 やる気を起こさせるための3ステップ
1.気持ちを引き出す
2.「前例がない」を乗り越える
3.とにかく実行する
(31ページより)

まずは「気持ちを引き出す」ことを通じ、「なにをしたいのか」「どうしたいのか」をとことん掘り下げて聞く。彼らのやる気に沿ったマネジメントをするために「望んでいること」を本人たちの口から語ってもらうわけですが、それは「あなたたちのやりたいことを、私たち管理職はサポートする。だから、やる気を出していいんですよ」というメッセージでもあるといいます。

ただし、新しいことをする場合には必ず横やりが入るもの。そこで重要な意味を持つのが2の「『前例がない』を乗り越える」。「前例がないから」と反対意見が出たとしても、「本人がやってみようとしているのだからいいじゃないか。サポートしてくれ」と、反対する人に対して毅然とした態度で堂々と反論すべきだということ。とはいえ、その際には「組織のためになるか」という「根拠」を持つことが大前提。そういう意味でも、この部分がいちばん重要で困難なステップだといいます。

でも、そこさえ乗り切れば、あとは「とにかく実行する」だけ。決定したことについて、実行までの時間を空けることは失敗につながるので、すぐに行動するということ。改善点・修正点は逐一修正していけばいいという考え方です。(29ページより)

やる気のためには「ほめる」こと

では、部下からやる気を引き出すため、リーダーや管理職、経営者が意識しておくべきことはなんなのでしょうか? それについて著者は、「徹底してほめる」ことだと断定しています。なぜなら、ほめられると「大事にされている」という自覚を持てるから。人は大事にされ、必要とされると変わるもの。なぜなら、大事にされることにより、「自分は自分でいいのだ」という自信が生まれるから。それはポジティブな思考につながり、結果的には短時間での成長を支えることになるそうです。

人には多かれ少なかれ向上心があり、「より高いところ」を提示するとそちらに向かうもの。そして、組織内でそのような経緯を経て上を目指した人は、必然的にその能力を組織内で発揮することになるというわけです。(35ページより)

スピンドルニューロンが裏づけた「ほめる」科学

ところで著者は、「ほめれば伸びる、というのはただの経験則ではありません」と主張してもいます。その根拠になるのは、「スピンドルニューロン(spindle neuron)。これは幸せを感じると伸びる神経細胞で、人間のモチベーション向上に大きく貢献してくれる存在なのだそうです。一度伸びたスピンドルニューロンは縮むことがなく、腐ることもないのだとか。そして伸びれば伸びるほど、なにごとにも屈しない強い心がつくられ、長いぶんだけ多幸感が持続するのだといいます。

スピンドルニューロンが伸びることによるメリット
1.伸びれば伸びるほど、心が強くなる
2.やる気が出る
3.前向きになる
4.自信がつき、ストレスに強くなる
5.我慢強くなる
6.前向きに考えるようになる
7.想像力が豊かになる
(39ページより)

具体的にいえば、スピンドルニューロンが伸びるのは、「我慢してやってきたことをほめられたとき」「達成感、充実感を味わったとき」「美しいものなど、外部環境からよい刺激を受けたとき」。

なお、ほめるときにはひとつのコツがあるそうです。「彼よりもがんばったね」など他人との比較をするのではなく、「君はずっと努力していただろう。その成果が実ったということだから、これからも期待しているよ」など、本人ががんばった事実そのものをほえる「Iメッセージ」をプラスすること。IメッセージとはI(私)を主語にした話法で、つまりほめられた当人は「人に認められた」と実感しやすくなるということです。(37ページより)

こうして見てみると、学校から得た方法論が企業などの組織に活かせることがわかるのではないでしょうか?

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2015年6月 5日 (金)

IQよりもICE-ICEが高いのか?ハツラツ社員感動企業を目指すアイ・タックル

IQ(知能指数)の高さよりも大切な「ICE」とは?(米研究)

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IQ(intelligence quotient=知能指数)とは、端的にいうと情報処理の能力と答えに達するまでのスピードを示す抽象的な数値であります。もちろん、IQが日々の生活や仕事にとって重要であることに違いありません。特に複雑なタスクにおいては、高いIQがものをいいます。

しかし、実は社会生活において、成功の鍵を握っているのは、IQに加えてCQ(curiosity/creativity quotient=好奇心または創造性指数)と EQ(emotional quotient=感情指数/心の知能指数)、その3つのバランス「ICE」なのだといいます。

経営心理学を専門にするトマス・チャモロ=プレミュジック博士は、『ハーバード・ビジネス・レビュー』誌に寄稿した文章の中で、現代社会の複雑性をうまく管理するには、知能(IQ)、好奇心(CQ)、共感力(EQ)という3つ(ICE)のバランスがとれていることが重要だと指摘します。

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IQは短期間に多くの情報を処理することを可能にし、CQは総合的な知識とリスクを恐れない冒険心をもたらし、EQは感情をコントロールします。IQだけでは不確かで複雑な局面を乗り越え、柔軟な対応をすることは難しいが、それをEQとCQが補ってくれるのです。

また、ICEのうちどれかひとつが劣っている場合、ほかの部分でそれを埋め合わせることで、成功に近づくことが可能になります。

このことは、特別高いIQを持たない人間にとっては朗報かもしれません。IQを伸ばすことは難しいですが、好奇心と共感力なら、生涯を通じて自らの努力で高めていくことができるからです。

EQとは、感情を認識してそれをコントロールし、表現する能力を示します。複雑な物事を管理しようとするとき、EQは3つの点で関わってきます。第一に、EQの高い人はストレスや不安にさほど左右されずに行動することができます。

第二に、EQの高い人は対人スキルが高く、複雑な組織内政治もうまく乗り切りやすいです。最後に、EQの高い人は起業家精神に富む人が多く、新しい機会やリスクに前向きに立ち向かい、クリエイティブな発想を実際のイノベーションへと変える力を持っています。

CQは、ハングリー精神につながります。CQの高い人は知識欲が旺盛で、新しいことに対して開かれています。目新しいことにワクワクする一方で、ルーティンにはすぐに飽きてしまいます。独自のアイデアが豊富で、慣習にとらわれない人も多いです。

CQはまだIQやEQほど研究がされていない新しい概念だが、やはり複雑な物事を管理する際に、2つの点で重要な役割を果たします。第一に、CQの高い人は、概して曖昧さに対して寛容で、複雑な状況におけるニュアンスを汲み取る能力に長けています。第二に、CQの高い人は教育や知識獲得に対する投資を惜しまない傾向があります。そうして蓄積された知識と経験は、複雑な問題に対する簡潔な答えを導き出しやすくします。

好奇心(CQ)を発達させるには、あらゆる物事を当然だと思わず、つねに問いかける姿勢を保つことが必要です。かのアインシュタインも、「大切なのは、つねに疑問を持ち続けること。神聖な好奇心を失ってはならない」「私には特別な才能はない。あるのは、非常に強い好奇心だけだ」という名言を残しています。

共感力(EQ)を発達させるのはやや難しいですが、とにかく人の話によく耳を傾けることです。そして、自分以外の人が何を考え、何を感じているのかを想像することが大切です。

知能はもちろん重要ですが、好奇心と共感力が伴わなければ本来の力が発揮できないと考え、ICEをバランスよく伸ばしていくことを意識するのが成功への鍵になると言えるでしょう。

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2015年6月 4日 (木)

思ったことは口に出す-至高のトマトジュース「ロゾリオ」、父の日のプレゼントにも人気です

黙っていても伝わらない。思ったことは口に出した方がいい7つの理由

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プロの世界で意見を口にするには、リスクが伴います。賛否の分かれる意見を言えば、あなたの評判が悪くなるかもしれません。上司と異なる意見を主張すれば、あなたの立場が弱くなるかもしれません。タイミングを間違えて発言すれば、愚か者に見られるかもしれません。

エイブラハム・リンカーンは、こんな言葉を残しています。

『声に出してすべての疑念を晴らしてしまうよりも、黙っていてバカだと思われる方がいい。』

果たしてこれは、ビジネスの世界でも通用するのでしょうか?

そんなことはありません。ビジネスでは、意見を隠している方がよっぽど有害です。すべてのアイデア、計画、判断は、意見に始まり意見に終わります。つまり、意見を黙っていることは、あなたの雇用主にとっても、あなた自身のキャリアにとっても損失になるのです。

そこで、意見を口に出した方がいい、7つの理由を紹介します。

1. 自信を示せる

自信を持って悪いことは何ひとつありません。就職面接では、自信のある候補者ほど魅力的に映ります。契約交渉では力強さを、会議では存在感を高められるでしょう。意見をオープンに話すことで、自信があるように見せることができます。しかも、賛否両論の傾向が強い意見ほど、その効果は高まります。たとえば、室内の全員と異なる意見を力強く主張すれば、安全に同意のふりをするよりも、ずっと自信があるように見えるでしょう。その自信が積み重なって、キャリアを前進させるのです。

2. 言ってみなければわからない

従業員が意見を口に出さない理由のひとつが、自分の意見に価値がないと思っていることにあります。つまり、意見を口にしても耳を傾けてもらえないか、取り入れてもらえないと考えてしまうのです。たとえば、新しい営業方針に疑問を抱いても、どうせ方針なんて変わらないと考えて、口に出すことをやめます。しかし、あなたの意見が無視される保証はどこにもありません。口に出せば、変化につながるかもしれません。口に出さない限り、ポジティブな成果は決して訪れないのです。

3. 議論を進められる

あなたの意見がまともに考慮されなくとも、発言したことで、有意義な議論につながることがあります。たとえば、グループミーティングでポジティブな解決策を提案したのに、その意見に価値はないと結論づけられたとします。それでも、あなたの意見がグループ内に新しい視点と思考をもたらし、議論を進めたのは事実です。意見が多ければ多いほど、迅速かつ効率的に結論に到達できるのです。

4. 間違っていても、その理由を学べる

自分の意見が有効かどうかわからない、あるいは、何か「ずれている」と感じているとします。それは、あなたの意見がしっかりしていないせいでも、重要でないせいでもありません。むしろ、心理的な問題です。本当に「ずれている」かどうかを知りたければ、意見を口に出してみましょう。やはり何かが間違っていた場合(前提の間違いやデータの間違いなど)、誰かが指摘してくれるはずです。それでバカにされることはないでしょうし、むしろ学びの機会になるでしょう。

5. 実は多数派かもしれない

社員が意見を口ごもってしまうのは、自分だけがそう思っているのではないかと不安だから。たとえば、会議中、上司が話しているマーケティングアプローチの有効性に疑問を抱いたとします。でも、そう思っているのは自分だけだと思い込み、黙ってしまうのです。でも、会議室の誰もがあなたと同じことを考えていたかもしれません。口に出さなければ、あなたの意見は誰にも伝わりません。発言することで、あなたが支持されることもあるのです。

6. リスクは低い

私たちは、意見を口に出そうとするとき、首になることや、全社員の前で恥をかくことを考えてしまいがちです。実際は、そんなことはほぼ皆無と言っていいでしょう。意見を言うことのリスクは、思っているよりもずっと低いのです。そもそも、意見しただけで首にされるような会社なら、すぐに立ち去った方が身のためです。

7. やらずに後悔するぐらいだったらやって後悔すべし

これは、人生のあらゆる側面に共通する原則です。意見を口にしたために一生後悔することがあるのと同じで、口を閉ざしたために一生後悔することだってあります。最終的に、やらなかったことによる後悔は、やった後悔よりもずっと深刻。つまり、口を開くか閉ざすかの2択であれば、後者の方が深い後悔につながりやすいのです。とにかく、声に出すこと。思った通りにことが運ばなくても、少なくとも気分は晴れるはずですから。

これまでずっと口を閉ざしてきた人には、壁を乗り越えることは簡単ではないでしょう。それでも、キャリアの中で、自分の考えを口に出す練習は大切です。場所とタイミングに気をつけつつも、恐れずに本当の気持ちを伝えましょう。

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2015年6月 3日 (水)

とにかく始める人-Windows7のリニューアルパソコンがリーズナブル!

とにかく始めてしまう人、は何がちがうのか。

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一昔前、こんな言葉がSNS上で流行っていたそうです。

「したい人、10000人。  始める人、100人。  続ける人、1人。」

世の中に勉強家はそれなりにいますが、勉強した内容を実行してしまう人はたしかに少ないのではないでしょうか。

「起業しようと思って、勉強しているのですが…」
「ゲームをつくろうと思って、プログラムを勉強してるのですが…」
「留学しようと思って、英語を勉強しているのですが…」

本当に実行してしまう人は確かに100人に1人程度かもしれません。

「セミナーに満足で、役に立った」と回答した人のうち、実際にそれを実行した人の割合はどのくらいか、というデータをみてみましょう。

テーマによらず、実行率は約2割。100人に1人よりもだいぶマシな数字であるが、8割の人は内容に納得し、共感しても実行しないものなのです。

「実行する」とは、これほどハードルの高いものなのか、と驚きを禁じ得ないのではないでしょうか。

もちろん、勉強することは悪いことではないですし、そして「実行しない」という選択肢もありえます。

むしろ、普通の人は「実行しない」のですから、それを前提に考えたほうが人間関係が円滑に運ぶことも多いのかもしれません。間違っても「あれ、まだやってないの?」なんて聞いてはいけません。嫌われるだけなのです。

それより興味深いのはごく一握りの「とにかく始めてしまう人」の心理です。普通の人は実行しないのに、彼らはなぜ実行してしまうのでしょうか。

おそらくその根幹は、「考え方」のちがいにあります。彼らの考え方と、実行しない人の考え方は以下の5点において異なります。

結果指向ではなく、プロセス指向

普通の人は結果を恐れて踏み出せなかったり、得られるメリットがそれほど大きくないと考えて実行を躊躇します。実行する人ももちろん結果を求めますが、その過程、プロセスにも楽しみがあると考えますので、結果は比重が下がります。

旅に例えれば、目的地に到着してからが楽しいと考えるか、旅の計画の段階から楽しめるかです。たとえ目的地につかなくても、「面白かったからOK」と思えるかなのです。

備えるのではなく、対応する

普通の人は「困るのが嫌なので、いろいろ備えなければならない」と備えが万全になるまで実行を躊躇してしまいます。実行する人は「困ったら、その時対応すればいいじゃない」と考え、実行してしまいます。

局所的ではなく、大局的に考える

普通の人は「面倒なこと」「つらいこと」が見えすぎてしまい、実行を躊躇してしまいます。実行する人は、局所的な面倒や辛さよりも、大局的に人生にとって必要かどうかと考え、実行します。

知識でなく、経験重視

普通の人は「知識」によって物事をうまく運ぼうとするので、知識が身につくまで実行しませんが、実行する人は知識よりも経験を積むことによって物事をうまく成し遂げようとします。だから、始めてしまうのです。

リスクは回避すべきものではなく、計量してコントロールすべきもの

普通の人は、リスクを回避したがります。どうすればリスクがなくせるかを考えます。実行する人はリスクを無くすのではなく、どの程度のリスクなのかを計量し、その程度を見積もり、それをコントロールしようとします。

「実行する人」になるのであれば価値観を変える必要があります。ですが人間は考え方を変えることを好みません。価値観の転換は最も難しいことの一つです。
人は変わることができますが、きっかけやそのスピードは人それぞれです。無理をすることはありません。少しずつ変わっていきましょう。

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2015年6月 2日 (火)

システムを作る技術-硝酸態窒素が減るステビア・ワンダーAをどうぞbyアイ・タックル

日本人はなぜ「ものづくり」は上手いのに「よいシステムを作る技術」に脆弱なのか?
木村英紀著・『世界を動かす技術思考』

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システムの時代と日本人

「システム工学の7人の侍」(The Seven Samurai of Systems Engineer-ing)ということを言い出した人がいる。アメリカの著名なシステム工学者であるJames Martin氏である。システム工学に7名のリーダがいるという話かと思ったらそうではなく、システムの七つの見方、あるいは種類を言うそうである(SEC journal 2015年3月号参照)。筆者はこの言葉を聞いて全く別の連想をした。

ご存じのように黒澤明の映画ではそれぞれ個性豊かな7人の侍が見事な連係プレーで野武士を撃退するが、これこそシステムの原型ではないか、と思ったのである。まず野武士の襲撃から村を守る、という目的が設定される。仕事を請け負ったリーダ格の勘兵衛は、目的を達成するには最低限7人の侍と農民の武装が必要であると考える。これは一種の設計である。7人の侍をリクルートするプロセスも実に興味深いが、目的達成に必要な要素技術を取り揃えるシステム構築の考え方と似通っている。

7人の侍は繫がることによって、一見不可能と思われる目的を達成した。今は時間や空間を超えて「人と人」だけでなく、「ものともの」、「人ともの」の間を繫げることが容易かつ安価になった。繫がることによって初めて生み出される新しい価値がどんどん増えてきた。「システム化」はそのような状況を象徴する現代科学技術のキーワードである。私たちの周りにはシステムが無数にあり、私たちはそれらを無意識に使い、またそれらに使われて生活している。

しかしシステムにもいろいろある。うまく作られたシステムは豊富な機能を備えて多くの人々に恩恵を与え、取り扱いや管理も容易で、しかも丈夫で長持ちする。粗雑に作られたシステムは貧弱な機能しかなく使い勝手が悪い。管理にも手がかかり故障が頻発する。システムが複雑になればなるほど、よいシステムと悪いシステムの差がますます顕著になってきている。

いくらよい部品を使っていても、それらをうまく繫げることが出来なければよいシステムにはならない。日本はよい部品を作る技術では追随を許さないが、よいシステムを作る技術は貧弱である。携帯電話、手術ロボット、半導体製造装置、医療機器、モーションキャプチュアなど日本が海外のシェアを失ってしまった製品群も、部品だけは日本製が多い。しかし部品の価値が全体の価格に占める割合は急速に減ってきているから、日本の企業の利益は薄くなる一方である。

世の中に悪いシステムが多いのは繫ぐことが難しいからである。「七人の侍」ではリーダの勘兵衛には大将の器量があったから個性的な人間同士を繫ぐことが出来た。しかしどうやら現実の日本人は昔から繫ぐことが得意でないらしい。そう思う理由をいくつか挙げよう。

日本人は職人が好きである。「匠の技」に日本人は弱い。かつて農民は「水吞み百姓」と蔑まれたが、職人にはそのような蔑称はない。繫がることには目もくれず自分の技だけで生きる一本気の職人(例えば幸田露伴の「五重塔」の主人公)は日本人のロールモデルであった。日本人の好きな「ものづくり」という言葉にはそのような職人の体臭が付きまとう。
戦前の日本軍は兵器をシステムとして編成装備する発想が全くなかった。例えば火砲については移動手段、操作の容易さ、他の兵器との連携使用などはほとんど考慮されていない。単体としての火力の強さだけしか考えていない。いくつか作られた巨大戦艦は速力が遅く、航空母艦との連携作戦は不可能だった、陸軍と海軍が共同して兵器を開発したことはない、など数え上げればきりがない。これでよく戦争をやる気になったと思う。軍隊はシステムの極致であり、アメリカやイギリスの装備は幾重にもシステム化されていた。日本軍の精神主義の弊害を人々は批判するが、筆者にはシステム思考が欠けていた罪の方がむしろ重いように思われる。

よく言われることだが、日本人は情緒や感情に動かされて意思決定をすることが多い。これも実はシステム思考の弱さと関係している。ものごとをその背後にある大きなシステムの枠で捉えるよりも、特定の個人や組織に起こった具体的な事実の方に関心が向くのである。例えば「この人(達)がこんなひどい目にあった。だから……」と。事象を理解するひとつの方法であろうが、ムードに流される危険もあるし、別のケースに遭遇したとき百八十度意見を変えてしまうことにもなりかねない。

このたび、『世界を動かす技術思考』(講談社ブルーバックス)を上梓したが、日本人のシステム思考の弱さを突きつめていくと日本文化論に行きつくことがわかった。これは興味深いテーマである。日本がシステム化の技術力を身につけるには、日本的なシステム化の方策を探ることが必要であろう。「七人の侍」で描かれたシステム構築のプロセスは、それへのヒントになるかもしれない。

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2015年6月 1日 (月)

論理的に話す-とまとの森の一番人気!食べる濃厚トマトジュース

論理的に話すためにおぼえておきたい、9つのテクニック

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「人に話して伝える」ことは、ビジネスの現場に必要不可欠です。とはいえ、伝えたいことを的確に伝えるのは、なかなか難しいものでもあります。特に、数あるコミュニケーション手段のなかでもひときわ難しいのは、「論理的に話すこと」ではないでしょうか?

そこでご紹介したいのが、『出口汪の論理的に話す力が身につく本』(出口汪著、SBクリエイティブ)。カリスマ予備校講師として知られる著者が、「確実に伝わる話し方」について解説した書籍です。

「4限目 論理的な話し方に変わる9つのテクニック」から、要点を引き出してみましょう。

テクニック1 本題に入る前に相手の注意を引く

集中してきちんと話を聞いてもらうためには、「これから大事な話が始まるんだな」と思ってもらえるように、相手の注意を引きつけることが必要。そこで、「あまり長くない」前振りを経て本題に入る際には、「ところで、先日お話しした件ですが」「ご相談したいことがありまして」など、相手が話に集中するきっかけとなるサインを送るといいそうです。

そして、「最初に話題を提示する」のも大切なポイント。たとえば「ご相談したいことがありまして」と相手の注意を引いたら、すかさず「◯◯についてですが」と重ねる。そうすれば、相手は考える態勢を整えてくれるわけです。それから、聞き手の注意を引くためには、最初に結論をいってしまうことも重要。(106ページより)

テクニック2 論理的な構成を意識する

相手に自分の話を理解してもらい、納得してもらうには、「論理的な構成」が大切。まず話題を提供したら、それについての自分の結論を提示。次にその意見が正しいことを裏づける具体例やデータを示し、最後に理由づけをする。

このように筋道を立てて話せば、聞き手は話がすんなりと頭に入ってきて理解しやすいということです。(110ページより)

テクニック3 要点は明確であることが大切

話がまわりくどい人や、ことばを連ねる人に共通するのは、「ことば数がとても多い」こと。それは「話せば話すほど相手を説得できる」という思いの表れだといいますが、現実的には相手を混乱させるだけになってしまうので逆効果。自分の意見を伝えたいなら、「私はこう考えます」と簡潔かつストレートにいえばいいと著者は主張しています。その方が印象的で、相手にズシンと響くからです。

また具体例を挙げるときも、たくさん証拠を示すより、自分の主張をしっかり裏づけてくれる例やデータを2つくらい挙げるだけにした方が効果的だといいます。(118ページより)

テクニック4 論理のルールを上手に使う

話をわかりやすく説得力あるものにするには、次の「論理の3つのルール」を使いこなすことが大切だそうです。

まずは「イコールの関係」を使って自分の主張を論証。意見を述べてから、「他社の似た事例ではこんな結果が出ている」というような話し方をするようなケースがこれにあたるといいます。

一方、「対立関係」を上手に使うことも大切。言いたいことと反対の視点を取り上げることで、自分の意見に固執しているのではなく、いろいろな考えを考慮したうえでこの結論に達したという印象をあたえられるわけです。

そしてもうひとつ重要なのが、「AだからB」という「因果関係」だとか。理由づけが「A←(なぜなら)B」であるのに対し、「A→(だから)B」が因果関係。証拠を挙げたり理由づけをするときは、羅列型の話し方になってしまうこともあるもの。しかし因果関係をうまく組み合わせれば、それを防げるということです。(121ページより)

テクニック5 接続語に気をつける

頻繁に使われる接続語は、論理的構成を示す重要なことば。「つまり」が出てきたら、続いて「イコールの関係」が語られると相手は考える。「しかし」なら「対立関係」、「したがって」は「因果関係」、「なぜなら」は「理由づけ」と、論理のルールと接続語は結びついているわけです。

そして接続語を使うことで、話しては聞き手を誘導し、準備してもらうことが可能になるもの。いきなり「対立関係」の話をするよりも、「しかし」と接続語を挟んでからの方がわかりやすいということです。(125ページより)

テクニック6 具体例を挙げただけで満足しない

具体例やデータを挙げると、それだけで証明されたと思ってしまいがち。でも本当は、なぜ具体例やデータが自分の主張の証拠となるかを論証しなければならないといいます。論証してこそ論理的であり、論証されているから説得力があるということ。(129ページより)

テクニック7 主観と客観を混同しない

主観は自分の意見や考えで、客観は事実やデータ。この両者を混同すると、話が論理的に破綻してしまうと著者はいいます。ネットでよくある「炎上」も、主観的意見をあたかも客観的事実のように発信したことが原因で起こるのだそうです。

しかしそれでは、本当の議論は成り立たなくて当然。自分の考えと客観的事実を明確に区別し、具体例やデータなどの客観的事実を使って主観的意見を論証する。そうしてこそ説得力のある主張になり、有意義な議論もできるということです。(132ページより)

テクニック8 ことばの省略に注意する

親しい間柄での会話や、日常的な用を足すためにことばを交わすときなら、ことばは省略も可能。しかし、初対面の人や目上の人に対してことばを省略しすぎると、失礼になってしまうので注意が必要。

そして相手との間柄に関係なく大切な話をするとき、あるいは自分のいうことをしっかりわかってほしいときは、ことばは省略しない方がいいと著者は説明しています。なぜなら省略することで、言いたいことがきちんと伝わらなくなってしまうことがあり、話の筋道も崩れがちだから。

それに、ていねいなことばできちんと話しかけられれば、「真剣に聞かなければ」という気持ちになるものです。(135ページより)

テクニック9 表情、しぐさの表現力を侮るべからず

「目は口ほどにものを言う」ということばもあるとおり、なにかを伝えようとする際には、表情や仕草も大切。聞き手の視線の動きや態度を見れば、相手の集中の度合いや話の理解度を読むことが可能だからです。また同じように、表情や仕草で、こちらの思いや考えを伝えることもできるもの。

ことばの通じない外国に行ったとき、片言のことばと身振り手振りで必死になって伝えると、相手にはなんとなくわかってもらえたりします。大切な話をするときも同じで、身振り手振り、表情で訴えることはかなり重要なのだそうです。逆に表情も変えず、身じろぎもしないで話続けたら、「熱意がない」と思われても仕方がないということになります。

芝居じみていたりオーバーアクションだったりすると相手に引かれてしまいますが、表情や仕草をうまく使えば、自分の思いをより的確に伝えることができるということです。(138ページより)

実際の本文は、著者と女の子の会話形式で進んでいきます。だから、無理なく読み薦めることができると思います。しかも全般的に「論理的であることの大切さ」を「論理的に」解説しているので、とても説得力のある内容だといえると思います。

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